その日も、普通に過ごすハズだった。
いつもと変わらない日常。
いつもと変わらないバス停。
いつもと変わらない学校。
いつもと変わらない帰り道。
全部が幸せで、楽しかった・・・・・・・
はずなのに。
はずなのにぃぃぃぃ〜〜〜っ!!
ある日、私の生活は激変してしまったのだ。
これは、そんな『私』の物語。
1.運命の落とし穴
「いやー、今日も暑いなぁ」
ひと思いにスカートにすればちょっとは涼しくなるんじゃなかろうか。
そんなことも気にせず、男子用の長ズボンとワイシャツで、
は歩いておりました。
いや、だって。 いくら暑くてもあんな短いの嫌だからね私は。
動きにくいし。 だからこっちの方がいいのさ。
それにしても、夏だなぁ。 暑い暑い。
昨日は省エネとかいって奈美子にホラー映画見せられて失神したけど確かに涼しかった。
でもあんなのはもう嫌だ。 何とかして涼しくなる方法を考えなければ・・・・・
「せめて風でも吹いてくれないかな・・・・こう、ピューッと」
『ヒューーーー』
「そうそう、こんな・・・・ってえぇぇぇぇっ!!?」
下から風が! と思ったら私落ちてる!?
え、何いつ落ちたんだ私は! 一寸先は闇ってこのことかチクショー!
でもこんな時のために私はズボンを・・・・・って誰が予想できるかこんな状況・・・・・・!
「・・・・ってか、いつまで続くんだこの落下は?」
畜生、上がもう見えない(見えるわけがない)
もう落ちるの飽きたよ。 腹も減らないし喉も渇かないけど、もう落ちてばっかだよ感覚狂うよ。 眠くもならないし。
ってか私落ちてるわけ? 風とかもう感じないんだけど。
「・・・・・・浮いてる?」
うわ、おい。 浮いちゃってるよ。
空中静止だよ。 いつまで経っても出口が見えないわけだ。
・・・・・つか、夢にしては長すぎないか? つか私いつ寝たんだ。
『・・・・ビュッ』
「え、ちょ・・・・ぎゃあああああ!!」
突然落下スピードMaxかこの野郎ーーーーッ!!
『ジャリン』
「うぎゃっ」
ってて・・・・何『ジャリン』て。 え、ここどこだよマジで。
もしや出口ですか。 でもここ絶対道の真ん中じゃないよな。
「あ、頭がクラクラする・・・・」
そして身体が重い。 あれか、重力か。
にしても・・・私は今何に乗ってんだろ。 さっき『ジャリン』っていったし。
「・・・・・・・・暗い・・・・・・・」
とりあえず足元(いや座ってるわけだけど)を探ってみたら、何か冷たい。
ジャラジャラしてる。 何だろうこれ。
「・・・・っ・・・てめえ・・・・・・・・・」
え、嘘、人ですか!? 人がいるんですか!?
「あ、あのですね、私は決して怪しい者では「動くんじゃねぇ」
ひっ・・・・・これって・・・・・ナイフ!?
ナイフなのか!?
「・・・・・てめぇもそいつを狙ってやがったのか?」
「え、そいつってどいつ・・・・・」
「
ざけんじゃねぇ! てめぇ、盗賊か」
ととととと盗賊って何盗賊って!
いや確かにメイ○ルじゃ私盗賊だけど! だからって・・・・・・
「ここに来るまで、何重にも罠が仕掛けられてたハズだぜ。 なのに何の痕跡もなかった・・・・」
「いや、だから・・・・・」
あー、また夢なのか!? いやでもこれは危ないよ危険だよ・・・!?
「ッ・・・・しかもてめぇ、女じゃねぇか。 どうやってここまで来たのか、教えてもらおうか」
「・・・・・・と、」
「と?」
「・・・・・・とりあえずさようならーーーーっ!!!」
何なんだよ一体! ここどこ!?
えーっと、石造りで・・・・でさっきの話からしてさっきの奴も盗賊で・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・ピラミッド?」
ピラミッド=王の墓・・・・・・墓=棺・・・・・・・
「・・・・・棺=死体ぃぃぃ!?」
ぎゃあああああ悪いけど気持ち悪い!! こんなとこに長居は無用っ!
『ガチャ』
「ん!?」
何か・・・・・踏んだ? えっと、このパターンって・・・・
『ゴォォォ・・・・!』
「なぁぁぁああああああ!!?」
罠ってこれのことかあああ!!
「おいこら、待ちやがれ!」
「く、来るなーーっ!!」
出口、出口はどこだ・・・・・あっ!
「チッ、その動き・・・・・やっぱりてめぇが・・・・・・」
「ちーがーうーっ! よけたのは事実だけど初めてだよこんなのーーっ!」
なんでこんなスリリングな夢!? どうでもいいからさっさと覚めてくれこんな夢!!
「出口出口出口ーーっ!!」
ピラミッドを出てからも私は走り続けた。 つか砂漠!?
暑い、暑いよ! もうやだ走りたくない・・・・・・
「逃げんじゃねぇ!!」
「また来たーー!?」
・・・・って馬かよ!
「た、頼むから来ないでくださいーーっ!!」
もうやけだ! 馬だろうがロケットだろうが今なら振り切れる!!
どりゃあああああ〜〜〜〜!!
「!!・・・・・あいつ・・・・・」
へへーんざまーみろもう見えなくなったもんねーだ!
・・・・・でも疲れた・・・・・・・・
どっか休めるとこないだろうか。 日陰がいいなぁ・・・・・・
んでもって身を隠せるとこ。 でもそんな都合のいいとこなんて・・・・・・・・
「・・・・・・あったーー!!」
なんか用意されていたかのような廃墟があるよ!?
今はもう人なんて住んでないんだろうな・・・・・・せっかくだからお邪魔しよう。
食糧は・・・・ないか・・・・・・・
ま、すぐ目が覚めるだろ・・・・・・うん。
夢にしちゃ疲れとか痛みとか暑さとかリアルだけど、気のせいってことで。
「・・・・・暑い・・・・・・」
とりあえず、水。
「・・・んくっ・・・・・ぷはぁ!」
井戸は残ってた。 ま、ないよかマシだよな。
あーマジ生き返る。
そういえば水筒があった気がする(学校に持ってってそのまま向こうで飲み干したやつ)
冷たさはキープしといた方がいいよね!
とりあえず、入れておくか。 わざわざ井戸まで来なくても飲めるように。
「・・・・・さて、と」
このやけにリアルな夢のことを考えてみよう。
まず、私は落とし穴にはまって落ちた。 1時間くらい落ち続けた。
そしたらなんかの上に落ちて、そこはピラミッドの中。
考えてみれば、私金銀財宝の上に落ちたのかも。 あいつ盗賊だって言ってたし。
そうだ、あの赤い服着た男は盗賊なんだ、きっと。 男・・・だよな、体格よかったし。 声は若干高かったけど。
で、私のことをライバル(?)だと思って追ってきたのか。
いや、多分あの罠を私が避けて来れたとは思えなかったのかな。
実際避けてたけどさ、女だからって甘く見ないで欲しいモンだ。
それにしても・・・・・・これホントに夢?
だって痛いし。 さっき走りまくったからもう足が・・・・・・・
・・・・・・・夢、じゃなかったらどうする?
ピラミッドがあるってことはここはエジプト。 言葉は何となく通じる感じだけど、私が生活するのは厳しい。
金ないし。 なきゃ稼げばいいんだろうけど世の中そううまくいくもんか。
第一、人のいそうな場所なんてどこにも見当たらない。 水筒の水だってそんなにない。
徒歩じゃ厳しい。 砂漠の夜って冷えるんだっけ。
今は長ズボンのせいで暑いけど、夜になれば充分薄着。
命が危ない。
誰かほかの人に見つけてもらうにしても、運が悪ければ売り飛ばされるぞこりゃ。
私、ここの人に比べれば肌は白いわけだし。 日本人の中でも色白な方だし・・・・・・
「あー・・・・・ドッと疲れが・・・・・・」
ね、眠い・・・・・すぴー・・・・・・・・・・・zZ
いや、別に抽象的なものをわざわざ実際にやる必要はないと思うんだ
盗賊王連載! 前々から構想はありました。
最初っからクライマックスだぜ! 丁度いいペースで読むとBGMが丁度場面に合う不思議。
今回偉くギャグですね。 ヒロインのノリがこれなんで、全体的にギャグちっくになるかと。
題名の『しあわせめろでいず』ですが、かなり悩みました。 『シアワセの唄』とか『しあわせめろ(2)でいず』とか。
最終的に(2)は省略しましたが、『幸せメロメロDays』のイメージ(?)にしてみたり・・・
個人的には古代編の松本さんフィーバー(何 盗賊王もバクラもいい感じです。
黒コートバクラは名台詞多すぎますって! 色っぽいよS丸出しだよ。
作画がよければな・・・・平山さん・・・・・
もちろん古代編バクラにもいい表情ありますよ!