さて、今日は何の日でしょう。
え、何バレンタインデー? 違うよ今12月だから。
・・・・・・クリスマス? それはまだだってば。
そう、今日は・・・・・・・12月23日。 あいつの誕生日。
え、天皇誕生日? はっきり言ってどうでも(それ以上言うな!
大体そんなの相手に『あいつ』なんて言わないって。
正解は・・・・・・・・マリク曰く『俺のバースデー』!!
結構辛い日でもあるんだけど・・・・・・・・・・もう楽しく過ごしてもいいと思うんだ。
「というわけで奈美子に千里、クリスマスまで私付き合えないんだ、ゴメン」
「分かったわ・・・・・・・・って、どういうわけよ」
バレたら色々聞かれるに決まってるもんな・・・・・・・・・
一応ね、マリクのことは知ってるんだけど。
そんなことを考えながら偶然会った友達と喫茶店にいる。
君と過ごす3日間
「あ、もしかして彼氏と過ごすの?」
「う・・・・・・・・・・」
「いいわよそういうことなら、元々
は合コンに誘う気なかったしv」
「
の彼氏格好いいもんねー!」
彼氏・・・・・・・・・じゃないと思うんだけど・・・・・・・・・・
どうなんだろう?
「もしかしてプレゼントとかもう買ってあるの?」
「うん、まぁ」
「何あげるつもり?」
うー、どうしようかな、今持ってるんだけど・・・・・・・・・・・・・
「やっぱ秘密〜」
「えー、ずる〜い!!」
だって恥ずかしくて言えないし?
「とにかくクリスマス終わったらどっか出かけよう。 じゃーね」
「バイバ〜イ」
「・・・・・・よぉ、遅かったな」
ちょっと材料の買い出しに行くつもりが結構話し込んでたからなぁ。
「ただいま。 ところでマリクってケーキとか平気?」
「お前が作ったモンなら食ってやるぜぇ?」
「うん、今から作るつもり」
えっと、材料はこれでオッケーかな。
「出来るまで大人しく待っててよ」
「あぁ」
さて、ちょっと小さめのケーキ作るか。
まずクリーム作ろう。 生クリームをボウルに移す。
『ギュイーーーン』
これが結構力がいるんだよね。
砂糖も入れて・・・・・・・と。 あ、バニラエッセンス・・・・・・は生地でいいや。
ラム酒もちょっと入れて・・・・・・・・・・・大分かたまってきたな。
「
」
「ん?」
マリクがいつの間にか横に立ってる。
『ぺろっ』
「やっ・・・・・・」
頬に生暖かい感触。 マリクは満足そうだ・・・・・・・・・・・・
「白いのがついてたからな、とってやったんだよ」
「お、教えてくれれば自分でとるのに・・・・・・・・・」
その後も生地作って焼いてクリーム塗って。
飾りつけも用意しないと・・・・・・・
「苺、金箔、チョコ・・・・・・・・・絞り袋とデコペンもあるね、よしっ!!」
「??」
「ちょっと静かにしてて」
デコレーションってことで最初はクリーム。
慣れると簡単らしいけど、はっきりいってケーキ作るの初めてなんだよね(今更!?
でも上手くできた。 ふぅ・・・・・・・・・・
「苺はどんくらい乗せる?」
「お前の好きにしな」
「んじゃ蝋燭と合わせて16になるようにしよっか」
さすがに16本はキツイ。
「金箔振って・・・・・・・・・・いよいよ本番だな」
デコペン用意。 プレートチョコ用意。
まず『Happy Birthday』って上に書きたいんだけど、筆記体の方がいいよね。
下は普通に『マリク』でいいか・・・・・・失敗しそうだし。
「マ、リ、ク・・・・・・・・・・・っしゃ完成!!」
「ほおう・・・・・・・・・・・・・・・」
見た目はいい。 見た目は!!
「他にも色々とごちそう・・・・・・・・あ、でもクリスマスの方がいいかな?」
マリクは・・・・・・・・あぁ、飽きてテレビ見てる。
ドラマの登場人物嘲笑ってるよ。 それから時々ニュースで事故の映像見て機嫌よくしたりしてるし。
「夜になったらパーティーやるからねー」
・・・・・・・・・無視かよ! でも聞こえてるみたいだしいいか。
今のうちにプレゼントの確認しておこう。 両親に送るやつも。
「えっと・・・・・・・・・・・」
包装紙もクリスマスで『Merry Christmas』のカードもしっかり・・・・・・・・ん?
ヤバいってこれちょっ、思いっ切しクリスマスプレゼントじゃん!!
クリスマスはコシャリにしようと思ったのに・・・・・・・・・・
「おい」
「はぃっ!?」
突然扉が・・・・・って早く隠さないと!
「何かあった?」
「ちょっと来な」
「えっ!?」
痛い痛い、腕引っ張るなって・・・・・・・・・・・
「あれを見ろ」
「あ・・・・・・・・・・」
テテテテテテレビに映ってるのって・・・・・・・・私とマリク!?
端っこだけど・・・・・・・・・・・
「しかも・・・・・・・何ですっ転んで受け止められてる(抱き締められてる)とこなんか・・・・・・・・・」
「この前お前がカメラを見つけてはしゃいでいた時だな」
「どうしよう・・・・・・・・」
恥ずかしいよ、こんな・・・・・・・・・うぅ(泣
「おめでたいねぇ」
「・・・・・・・・・・(殺りてぇ)」
何か気分沈んだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、ヤバいプレゼントどうしよう。
「うーん・・・・・・・・・・」
マリクは誕生日とクリスマスを一緒にしたらきっと怒る。 怒るというか無理やりもらおうとするに違いない。
だが今から買ったんじゃ遅いし・・・・・・あぁ『プレゼント用に包装』とは言ったけどバースデーでって言っておけばよかった。
そうだよねこの時期プレゼントつったらクリスマスだもんね聞かなくてもクリスマス仕様なのは当たり前だよね!
「あ・・・・・・・・・・・メール?」
携帯にメールが来てる。 誰だろう・・・・・・・・奈美子から?
『メール見てる? 邪魔する気はなかったんだけどどうしてもメールしたくって☆ テレビ見たよ、抱き締めてもらえるなんてラブラブだねv 頑張れ〜!!』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・あれ、もう1件来てる・・・・・千里か。
『テレビに
と彼氏映ってたよ? いくらなんでもテレビカメラの前では気をつけよう☆ 今日は2人っきりで色々頑張りなよv』
「・・・・・・・・・・・この調子じゃ学校中に広まるかも」
奈美子と千里はそんなことしないからいいとして、他の人も見てるし・・・・・・・・・・・
・・・・・・考えてるうちにもう暗くなってしまったよ。
2人だけでパーティーといきますか・・・・・・・・
「マリクー」
呼んだらすぐ来た。 つか後ろにいた;
「えっと・・・・・・・誕生日おめでとう!!」
「ククク・・・・・・・・・・」
「というわけでこの蝋燭の火を吹き消してください」
マリクって多分初めてだよね、こーゆーの。
「・・・・・・フッ」
「あー、1本残ってる」
「・・・・・・・・・・・・・」
しばらく黙ったあともう1回息を吹きかけて無事蝋燭の火は全部消えた。
よし、ケーキ切るか。
プレゼントは・・・・・・・・・とりあえず渡して明日買いに行こう・・・・・・・・・・・・・・・
つかマリクって多分クリスマス知らないよな? よしッ!!
「はいマリクの分」
「あぁ」
味は・・・・・・どうだろう;
「どうよ? 味は」
「・・・・・悪くねぇな」
「美味いか美味くないか」
「美味いんじゃねぇかァ?」
はぁ、よかった・・・・・・不味かったらどうしようかと。
「いただきまーす」
・・・・・・・・あぁ、自分で食べても美味しいや。
「よかったぁ、初めて作ったのにさ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黙々と食べてる。 何か嬉しいなぁ・・・・・・・・・
「あの、これ・・・・・・・・プ、プレ、プレゼント」
青い包装紙。 よし、オッケ。
「ほおう・・・・・・・開けるぜぇ?」
べりっ。 うっわぁ、もっと丁寧に頼むよ・・・・・・・・・
「・・・・・・・・何なんだァ? これは」
ん、密かにアニメの台詞来た。
「何って・・・・・・・時計」
男物の、腕時計。
ホントはマフラーでも編もうかと思ったんだけど、ちょっと照れくさいっていうか、その・・・・・・・私そんな『乙女』って感じじゃないし。
「・・・・・・・気に入った?」
「・・・・・・・・・ありがたく受け取っておくぜぇ」
マリクは箱を閉じてテーブルの上に置いた。
よかった・・・・・・・・クリスマスはコシャリ作れる・・・・・・・・・・・・・シュトーレンもいいなぁ。
「ところで、もう1つ貰いたいモンがあるんだがなァ」
「へ?」
「くりしゅましゅとやらが終わるまで、俺の言うことを聞いてもらうぜぇ」
か、噛んでる・・・・・・・・・・じゃなくて何なんだよ!?
『ぎゅっ』
「んぅっ・・・・・・・・・?」
「そうだな・・・・・・お前にもプレゼントしてやろう」
あ、ちょ、耳元は反則・・・・・・・・・・・・・・・・・
「俺という闇の虜にしてやるよ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ふ・・・・・」
唇をしばらく塞がれて、力が抜けていくのが分かる。
「極上の快楽を味わえるぞ・・・・・ククク・・・・・」
こうして私は見事、3日間いいようにされ続け、26日には瀕死状態になっていたのでした・・・・・・・・
「も、もう終わったよねクリスマス。 ほらもう日付変わったってば私睡眠不足なんだよオイ」
「チッ・・・・・・しょうがねぇな」
昼はデュエルして私が負けると罰ゲーム。 つか、私が負けるのは当たり前だからデュエルした後は決まって罰ゲーム。
そして受けた罰ゲームの数だけその日の最後に最悪の罰ゲームを課せられるんだ。 恐ろしい・・・・・・・・・・
当然最初のうちは弱かったから少ないターンで決着がつく。 だから罰ゲームの数も恐ろしく多い。
最後の日なんかは結構ターン数かかったからデュエル回数も少なくて軽いはずなんだけど・・・・・・だけど!!
それが何故か1番恐ろしかった。 恐ろしいっつーか辛かったわ。
「クリスマス終わったら友達と遊びに行こうと思ったのに・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・あれ、もしやマズいこと言ったか?
「・・・・・おい」
「ん?」
「・・・・・・・・出かけるなら俺も行かせてもらうぜ」
や だ ね
からかわれるのがオチじゃん。
「じゃなきゃ、このままヤるぜぇ?」
「ちょ、もう終わっただろ!? 罰ゲームの時間はおしま・・・・・・んっ」
んぐっ・・・・・ヤバいこいつ本気だ。 本気と書いてマジと読む、だ。
「分かったよ・・・・・・・・・・」
これ以上は心身共に持ちません。 崩壊します(ぇ
「ふわあ・・・・・・うぅ」
欠伸を1つして朝食を運んだ。
「さっさと行くよ・・・・・・・・・あー、眠い」
いつもよりも遅い朝飯だ。 あーまだ眠い・・・・・・・・・
「そういや昨日はホワイトクリスマスだったみたいだよ。 誰かさんのせいで全然わかんなかったけどな」
「ほわいと・・・・・・クリスマス? 何だそれは」
・・・・・・・・・もう、ほっとこう。
「それにしても寒いな・・・・・・・・・・・・マリクもいい加減コート着たら?」
そう言って緑のコートとタータン柄のマフラーを投げつけてやった(ぉぃ
「食べたら行くよ。 約束までもうすぐだし」
面倒くさそうだな・・・・・・・・でも連れてけつったのはマリクだしなぁ・・・・・・・・・・・
「あーあ・・・・・・・・・・・眠い」
眠い+寒い+(気分が)重いの三重苦・・・・・・・楽しみにしてた日だったのに。
「食べ終わったんだったらさっさとコート着て。 遅刻する」
バスの中とかで寝ないか心配だな・・・・・・・・・・・・
「あ、来た!」
「
〜!!」
「おはよう奈美子、千里」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・あれ、2人とも固まってる。
「ちょっと
!」
「のわっ!?」
奈美子に突然腕を引っ張られた。 ひそひそ声で話される。
『何で彼氏がいるのよ!?』
『いや・・・・・・・連れてけってうるさかったから・・・・・・・・・・』
断れば危なかったし?
『あたし達が声かけてもらえないじゃない!』
『私、声かけられてよかったことないけど』
いつも口で断るか、殴ったり蹴り飛ばしてたから・・・・・・・・・あはは。
「・・・・・・おい、
」
「あ、何何〜?」
だよね普通怪しむよね、うん。
結局いじられながらも久しぶりにたっぷりと外の空気を吸い込んで遊び尽くした。 最高!
「しょういえば、昨日は随分とヨかったじゃねぇか、
?」
「え、何?
どうかしたの?」
「え、あ、ななな何でもないよぉ!!」
「怪しい・・・・・・・・・」
噛んでるのはスルーなのか。
「はぁ〜、疲れた」
家に帰ってきたのは夕方。 さて、これから晩飯作らないと。
「
、目ェつぶりなァ」
「え、あぁ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「んっ・・・・・・・・・!?」
ちょ、マジ苦しい、あれ何か3日前のはずなのに何週間も前のことに思える嫌な思い出が蘇る・・・・・・・・
「罰ゲームはもう嫌だーーーーーーーッ!!!」
「だったらお前に主導権を握らせてやろうかァ?」
「え、いいの? じゃ早速」
「ただし、こっちのだがな・・・・・・・・」
「遠慮します」
長い。 当日の描写がない。 長い。 ムダに長い。
23日に間に合うかと思ってたら4日で書き終われたのでよかったです(今日12/19)
今日居眠りしちゃったので早めに寝ます。 もう忘れます。
とりあえず、マリクバースデー記念とクリスマス夢でした。