はぁ、寒い。

こんな日はストーブのきいてる部屋でゆっくり暖まるのが1番だろ?

だが、今日はちょっと・・・そうはいかねぇかも。

「・・・ただいま」

いつもの通り、リビングにはあいつがいた。

「・・・・・・くしゅ」

「どうした?」

「・・お前はずっと暖かい部屋にいたから分からねぇだろうが、外はめっちゃ寒いんだぞ」

あーさみぃ。

コート脱ぎたくねぇ・・・

「・・・・そんなに寒いのかよ」

「お前も1度外出てみやがれ」

「断る」

ムカつくんだけど!

「あー寒い寒い・・・」

私が部屋から出ていこうとしたら。

『ガシッ』

腕つかまれた。

「おい、私は自分の部屋で暖まるんだから邪魔すんじゃねー」

「ここだって暖かいんだからいいだろ、別によ・・・なんなら」

ほら、言っただろ・・・


心臓がうるさくて、ゆっくりは暖まれねーんだ。