「なぁ、お前ってどこから来たんだ?」

へ? えーっと・・・・・・ヨスガって答えた方がいいのだろうか、今は。

でも、私こっちのヨスガについては全ッ然知らないし・・・・・・・・・・

「ん〜・・・・・内緒ッ」

「ンなこと言わずに教えてくれよ〜」

「だーめ」

ダメなモンはダメなんだってば。

・・・・んー、でも今周りにダイヤもお嬢様もいないし・・・・・・・・・

パールになら教えてもいいのかなぁ・・・・・・口固そうだし・・・・・・・・

「ッ!! 危ない!!」

え、今度は何なんだ!?

えーっと・・・・・・・・・・んーっと・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・はい?

何で私とパールの顔が近くてしかも何だか身体に圧迫感というか何か重いんでしょうか?

しかも何か今攻撃されましたよ?

ってか今抱き締められてません?

「野生ポケモンか!?」

パールはすぐに起き上がってサルヒコと一緒に戦闘体制で、私は地面に取り残されました。

・・・・・・・つーか、さっきの、何?

「ガキ2人か。 丁度いい、有り金全部渡してもらうぜ!」

さっきの攻撃はこの見るからにザコなのとゴルバットがやったみたいだ。

「くっ・・・・・・・・」

「3秒でノックアウトだ! 覚悟しな!!」

「んじゃ、キサマは1秒な」

ライカに“かみなり”使わせて見事一発でゴルバット撃破。

命中率70が当たるなんて、運悪いね君達。

「んー、比較的強いみたいだねお前等。 でもトレーナーじゃそれじゃぁいつまでたってもゴルバットは進化しないだろうね。 可哀想に」

「て、テメー・・・・・・・!!!」

「はいさよなら。 あぁ金は置いてけよ」

敵は財布を放り出して、ゴルバットを抱えて逃げてった。

財布ごと? あいつこれからどうやって稼ぐんだろ。 財布買うにも金かかるのに。

「おい、お前・・・・・・・」

「あ、大丈夫? こーゆー時は私に任せてよ。 多分今のパールじゃ勝てなかったよ、ありゃ」

「でも、お前だって一発で・・・・・・・・・」

あぁ、そうだよね。

「相性的に色々とあるからさ。 とりあえず無理しない方がいいよ」

「・・・・・・お前、ホントに・・・・・・・」

「今は内緒。 それから・・・・・・」

パールが私を庇ってくれた時のこと。

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「守ってくれて、ありがとう」

私はパールの手を引っ張ってダイヤとお嬢様がいるところを目指して走った。