「・・・・・・・・・・カイ?」

何やってんだ?

「・・・・あはは、黄昏れてんのか?」

今は誰もいないから普通に喋っても大丈夫・・・・・・なはず。

『なぁ・・・・・・・』

「ん?」

『お前・・・・・・・やっぱいつか元いたところに帰っちまうのかよ』

「えっ・・・・・・・・・・」

そういえば、何で私がここにいるのか、聞いたことなかったけど・・・・・・・・

カイは何か知ってんのかな・・・・・・・

 『オレ・・・・・ずっとお前と一緒にいたいんだ・・・・・・・』

「カイ・・・・・・」

『帰るなとか言えねぇけど・・・・・・・・でも・・・・・・・・・』

・・・・・・私だって、できるならずっと、カイやライカ、スバル、カイネ、ゲン、ハイドラと・・・・

それにパール、ダイヤ、お嬢様と・・・・・・・・・・一緒に旅をしていたい。

でも、この旅はいつか終わる。 私がここにいる理由はわかんねぇけど、きっとこの旅が終わったとき、私の役目は終わる。 そう思うんだ。

役目が終わって、この世界に私は必要じゃなくなる・・・・・・・・・?

『オレにも何でお前とここにいるのかわかんねぇけど・・・・・・・オレ、今すっげぇ幸せなんだ』

「え・・・・・・・・」

『ずっと触れたかったんだからな・・・・ッ、ずっと・・・・・ずっと会いたかったんだよォッ』

泣き出しそうなカイが不覚にも可愛くて、ギュッて抱き締めてやった。

「大丈夫だ、ずっと一緒だから」


 いつか触れられなくなっちまう。 そんなこと分かってる。

でも・・・・・・・今はしっかりとここにいるから・・・・・・・・・・・