「んっ・・・・・・・    ・・・・」

「?」

・・・・・・何だ、寝言か。

こいつのことだ、夢の中でもオレにこうやってくっついているんだろう。

・・・・初めてこいつを見た日、これほど強い瞳をした者は見たことがないとまで思ったが。

一緒に暮らしてみれば、やはりまだ子供だった。

それが成長してもまだ変わらない。 もう何年経つんだ!

 

 ・・・・・考えてみれば、オレはこいつに色々と貰っている。

『パルキア』だったオレに名前をくれた。

仲間と暮らす楽しさも知った。

何より、オレを仲間にしたのがお前でよかった。

こいつに惚れた時は何故か悔しかったが、今こうしているとその理由が分かる。

離したくない、守りたい、こいつはオレにそんな気持ちを起こさせる。

「・・・・・・・絶対に離さないからな」

オレは抱き締める腕の力を強くした。

 

 

 

 いつかこいつがオレの腕から消えたら、

こいつのいない空間など消してしまえばいい。