墓参りを終えた彼女は、いつも淋しそうだった。

だが次の日には、またいつものように元気になっている。

私には、分かる。 彼女は無理をしている。

「   」

私は彼女の名を呼んだ。

「何だ・・・・?」

そして、振り返った彼女を、

「!!」

「・・・・・・・・・・・」

思い切り、抱き締めた。


 「ティア・・・・・?」

「すまない・・・・・・・」

主は驚いたような瞳で、私を見つめた。

「お前がそうやって無理をするのも、私のせいだ」

「そんな・・・・・俺、無理もしてないし・・・・・」

「・・・・泣きたいなら、泣けばいい」

彼女は、私の服をギュッと掴んだ。

「俺・・・・・・・」

「そうやって・・・ずっと我慢してきたんだろう?」


 「ティアァァァ!!!」

彼女は、思い切り泣いた。

私は彼女の髪をそっと撫で、ただ涙を受け止めた。

「いつでも・・・・・傍にいる・・・・・・・」

主は何度も何度も頷き、私の服を涙で濡らす。

「私はクユリの代わりにはなれない・・・・・だが」

誓おう。


我は主と永遠に共にあると、傍にいると。

END