「んじゃ、行って来る」
「行ってらっしゃい」
「
、車に気をつけろよ」
「分かってるよ、兄さん」
は今日も元気に(?)中学校へと通うのだった。
「・・・・・・・兄さん」
「?」
「・・・・コロコロの新刊、買っとけよ」
「おう」
振り返ってそう告げた
の表情は、笑っていたものの何故か寂しげだった。
プロローグ
「
、おっはよー」
「あぁ、おはよう」
すれ違った友達と挨拶を交わした後、
はいつも通り、1番後ろの窓側の席に座った。
「なぁ真志、もうコロコロ買った?」
「あぁ、昨日発売日だったから」
「いいなー、
まだ買ってない・・・兄さんに頼んどいたけど」
そう言って、
は空を見た。
無表情だった。
「早くコロコロ、読みたいな・・・・・・・・あ、DVDも帰ったら見よ」
そんな独り言を言っていたが視線の先はいつでも青い空だった。
そして、体育の授業の時。
『バタン!』
「な、
!?」
は突然転んでしまった。
「どうした?」
「あぁ・・・・・・・おかしいなぁ、調子悪い」
「休んでた方がいいって」
「いや、大丈夫」
は頭を押さえながら立ち上がった。
「単なる寝不足! 気にすんな」
確かに、
は他の中学生よりも睡眠時間は短かったが、大して不自由はなかった。
だから、寝不足でここまで調子が悪いということは今までなかったのだ。
「そっか・・・・・でも、今日は学校も早く終わるしさ、早めに帰って休んだ方がいいんじゃね?」
「ん、そうする」
の笑顔はいつもと変わらず、にっこりとしていた。
「ちゃんと休めよー?」
「わーってるって。 じゃ、さよなら〜」
真志は
の言葉に違和感を覚えた。
いつもなら『じゃ〜な〜』とか、『部活サボんなよ〜』とか、そういうことを言ってくるはずなのに。
「・・・・
?」
その声は、届かなかった。
「・・・・・何で、あんなこと言ったんだ
」
勝手に自分がそう言ったのだ。
「・・・・・・・・!!」
車が迫ってくる。 避けられない。
突然、
の視界は真っ暗になった。
―
が最後に聞いたのは、車のブレーキの音と、鈍い音だった。
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うん、死ネタじゃないから。 私悲恋とか死ネタ苦手だから。
悲恋よりは死ネタの方がまだ読めるけど・・・
ちなみに真志ってのは字は違いますけど隣の席の男子の名前だったり・・・・
前世名はめったに使わないので、スクリプトで。
ちなみに、何故双子の兄にあんなことを言ったのかというと、兄が帰宅部でヒロインより帰りが早いからとでも思ってください;