「バーグ!?」

「あぁ、赤ん坊も連れてな。 それから・・・・金髪仮面の親子も一緒だぜ」

「はぁぁっ!?」

「うおっ、ビックリするだろ!?」

「あ、ゴメン・・・・・」

・・・・・・まさかシャーベットとジェラート・・・・・・・?

ヤバい、ドキドキしてきた。

だって、シャーベットは・・・・・・・

・・・・・・・・・・ がコロッケの中で1番好きだったから。

どうしよう・・・・・・・








5.初めての大勝利をきっかけとして








 「おー、また戦ってるぜ」

「・・・・・・・・・・・」

「どうした? 知り合いか?」

会える。

シャーベットに会える!!

「ハバネロ、降ろせ!!」


「あ、あぁ・・・・どうしたんだ?」

達は少し離れたところに降りた。

・・・・・・・・・本当に。

そこにはバーグとコロッケと、ジェラートと・・・・・・・シャーベットがいた。

アニメで見たときと同じ場面だった。

大人2人戦ってて。

バーグの背中にはコロッケが寝てて。

12歳くらいのシャーベットもいた。




 「 、顔赤いぞ?」

「え・・・・・・」

・・・・・・マジ?

「・・・・・・・・

突然、真剣な顔でハバネロが の名前を呼んだ。

「何?」

「敵だぜ」

振り向くと、何人かの柄の悪そーなバンカー。

「まぁバーグとか強いバンカーがいるところには、禁貨を狙ってやがる輩もいるのさ・・・・・っと、オレは違うぜ」

ハバネロは立ち上がった。

「お前は隠れてろ」

も戦えるっ」

「子供が相手に出来る奴じゃないぜ」

「でも・・・・・・・・・・」

「心配すんなって、オレって強いんだぜ?」

無邪気な笑顔も兄さんにそっくりだった。

「・・・・・うん」

「っし! どっからでもかかってきな!!」

ハバネロは敵の数だけ火の玉を作った。

「GO!」

数人には避けられたけど、大ダメージは与えたみたいだ。

「くっ、数が多いな・・・・・面倒くさい・・・・・・・・・・ 、ここを離れろ」

「・・・・・・・分かった」







  はどうにか助けを呼ぼうとして、シャーベットの方に駆け寄った。

「助けて!!」

シャーベットは振り返って驚いてた。

「ハバネロが・・・・ハバネロが!!」


「シャーベット、何だこの騒ぎは」

ハバネロが戦ってる音とかを聞いて、バーグとジェラートも来てくれた。

「その子は・・・・・・・」


















 突然目の前に1人の女の子が走ってきた。

「助けて!!」

その子はそう言っていた。

助けを求めている。

大体察しはついた。

・・・・・・・・・何だか顔が熱い。

「シャーベット、何だこの騒ぎは」

父さんとバーグさんが来た。

「その子は・・・・・・・」



 「父さん、この子が助けを求めてるんだ」

「何だって?」

「ハバネロを・・・・ハバネロを助けてください!!」

必死に訴えていた。

「シャーベット、その子を頼むよ」

「あ、あぁ」

父さん達は行ってしまった。

「・・・・・・・もう大丈夫だよ」


















 もう大丈夫だよ。

シャーベットはそう言ってくれた。

「・・・・・・・名前は?」



何となく笑ってみせた。

いつの間にか戦う音は聞こえなくなってた。

「・・・・・・・シャーベット?」

「?」

「あっ、えと、ん・・・・・・・そう呼ばれてたからさ」

ヤバすぎる。

こんな間近で直視したらホントに顔赤くなるって。

その時。

『ガサッ』

「フフ、こっちはガキ2人か・・・・・・・」

まさかあいつらの仲間!?

「シャーベットーーーッ!!」

ーーーーーッ!!」

3人が走ってくるけど、間に合わない。

「くっ・・・・こっち!」

はとっさにシャーベットの手を掴んで跳んだ。

皮の向こう岸。

シャーベットは驚いたみたいだけど・・・・・・・・・・この手・・・・・・・・・・

あーーッもう!!!

!!!」

「え・・・・・・・・・・・・」

浮游感・・・・・・・・じゃなくて!!

は滝壺に突き落とされた。

さっきの男。










 ・・・・・・・・同じだ。

車を避けられなかったあの時と。

今度は前より短かったなんて・・・・・・・ってそんなのゴメンだ!!!

次の瞬間、 の背中に翼が生えた、と同時に力がみなぎってくる。

飛べる。 バランス崩さないで飛べる。

今度はシャーベットを襲おうとしてる男に、 は空から飛び蹴り(?)をお見舞いしてやった。

「ぐはっ!!」

その拍子にそいつのバンクが地面に落ちた。

『ダークネスゾーン・・・・・・・・・・・・』

いつの間にか何か喋ってた。

『A B:オープン!!』

黒くてまん丸いのが2つ出てきた。

1つは の近く、も1つは滝の方。

1つが形を変えてく。

身体も勝手に動く。

なんとなく分かるけど・・・・・Aってのは今 の身体を包んでる方。

Bは滝の方にある。

は怯えてるそいつの方へゆっくりと歩いた。

そいつは に殴りかかったかと思うと、消えた。

『A to B ムーブ』

まるでもう1人の自分が喋ってるみたいで、 の意志は全然通らない。

『B・・・・・・・・・・・・・・バン』

滝の方の黒いのからさっきの奴が出てきて、そのまま滝壺に落ちていった。

何とか動けるようになった はそいつのバンクを拾った。

「これ・・・・・・・」

「それは、君の禁貨だろ?」

バーグだ。

「ゴメンな 、大丈夫つったのに・・・・危なかったよ、サンキューな」

「それにしてもすごかったなあの技! それと・・・・」

皆の視線の先は・・・・・ の翼。

そこら辺に黒い羽根が落ちてる。

「・・・・・・・ の体質」

「そうか・・・・・・・・」

ハバネロは に近寄ってきて、腕のバンダナをとった。

「ほら、入れようぜ」

「・・・・うん」

なんか違和感。

貯金箱に入れるのとは色々ワケが違うし。

視線も痛いし・・・・・

結構禁貨は入ってたから、大収穫だ。








 「ありがとう、

シャーベットにお礼を言われた。

・・・・・・・ヤバ、また顔赤くなったかな・・・・・・・・・・
































































  


長くなりました。
シャーベット、確か小さい頃一人称『僕』でしたよね。
でもあれはバーグ相手だったからな・・・・・
コロッケに夢聞かれた時も『オレ』って言ってたし。
歳は・・・・現時点で12くらい? もっと小さい? そうですか。
でもまぁヒロインよりは年上です。 大人の方を二十歳とするとそのくらいだし。