「んー・・・・・・・・・・・・・・・・・」
は目をうっすら開けたかと思うと、ガバッと起き上がった。
空は既に暗かった。
自分の腕の中ではいつのまにか動物の姿になったミルがいる。
寝ている間は勝手になってしまうこともあるらしい。
「ヤベッ・・・・・・」
迎えは来なかったのか。
(いや普通心配するだろ!? 探しに来るだろ!?)
は泣きたくなった。
第2章 3.I'll Wait For You
「どんだけ待たせれば気が済むんだ・・・・・・」
寝てたくせn「うるせぇ」
・・・・・・・・もう、星が見えるほどに暗くなった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・待ってんのに」
弱々しくが呟いた。
「あー、懲らしめられてんのかな」
もしかして通信でもできないものかとはデジトラをいじってみた。
その時。
「・・・・・・・・・・!!!」
茂みから、デジモンが現れた。
オオクワモンだった。
「美味そうだな?」
「誰が!」
「お前等」
「断るッ!!」
はミルを茂みに隠し、剣を抜いた。
「シザーアームズΩ!!」
「くっ・・・・・・・」
何とか避けたが、なかなか攻撃のチャンスが生まれない。
剣を振っても受け止められてしまうのだ。
「これでどうだっ!」
は剣を横に縦に斜めにとオオクワモンを斬ろうとした。
だが、初めて扱うため上手く使いこなせていない。
一方。
「・・・・・・・・・ん?」
の捜索に向かったマグナモンは、全く見当違いの方向にいた、が。
のいる方向で何やら異常がある。
「まさか・・・・・・・・・」
マグナモンは急いでそこへと飛んだ。
「ハァッ・・・・・・・・くっ・・・・・・・・・・」
「獲物は疲れさせてから、その方が楽しいんだよな」
その時、ミルが目を覚ました。
「んぅ・・・・・・・?」
「ミル・・・・・・?」
がミルに気を取られている間に、オオクワモンがシザーアームズΩを繰り出してきた。
「!!」
それを受け止めたのは、
「・・・・マグナモン?」
「遅れてすまないな、」
「げっ、ロイヤルナイツ!!」
そう言ってオオクワモンは急いで飛び去ってしまった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・何故、帰ってこなかった」
「へ?」
「何故帰ってこなかったのかと聞いている!」
マグナモンはの肩を掴んで木に押し倒した。
ものすごい剣幕だった。
は、困ったような顔でマグナモンを見つめる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゴメン」
は俯いて言った。
ミルはというと、怖くて震えていたが、やがて声を発した。
人間の姿に戻って。
「を離せっ!」
「・・・・・・・ん?」
マグナモンが振り返ると、トコモンがいたので、マグナモンはに聞いた。
「こいつは?」
「・・・・・・・・ミル」
が答えた。
「、この人を迎えに来たの?」
「あぁ、そうだ」
マグナモンが今度は答えた。
「ボクも行く!」
「ミル・・・・・・」
「それからボクが悪いんだ! だから
を離して!」
必死に訴えるミル。
「ボク、ちゃんとに帰ってって言えなかったから・・・・・・・・」
「・・・・・・・成る程、アルフォースブイドラモンが言っていたのはこのことか。 全く、自分で連れ戻せばいいだろうに」
マグナモンはを離して、ミルを見た。
「・・・もう一度聞く。 何故帰ってこなかった?」
「・・・・・・・・待ってたから」
「・・・・・・・・・・そうか」
マグナモンは2人を見ると、溜息をついた。
「・・・・・・・・帰るぞ」
「歩いて?」
「俺だって2人も運べないからな」
「何で」
「を運ぶのに腕を2本使うからだ」
「だったら俺を背中に乗せてミルは抱いて運べばいいだろ」
はマグナモンと目を合わせられなかった。
「・・・・・・ほら、行くぞ」
マグナモンはの顎を持ち上げ自分の方を向かせた。
マグナモンは、笑っていた。
「待たせて、悪かったな」
「マグナモン! は・・・・・・・・・・・」
「ここにいる」
「いつから
はこんなに小さくなった!」
「・・・・・・・俺の後ろだ」
結局はマグナモンに横抱きにされて帰ってきた。
ミルは動物の姿でに抱かれていた。
「アルフォースブイドラモン。 後で話がある」
「・・・・・悪いけど俺用事が「ほう、こんな遅くにか。 大変だな」
はデュークモンの方に黙って歩いていった。
「デュークモン・・・・・・・・」
「・・・・・・
、私の話を聞いていたのか? 全く心配し「ゴメン。 ホントにもう勝手に外出ないから」
の顔は裏で何か企んでいるように見えなかった。
きちんと頭を下げて、反省しているようだ。
「・・・・・・・・・・分かった、約束だ。 それと・・・・・・・」
デュークモンはの頭にポンと手を置いた。
「人の話は最後まで聞けと言っただろう?」
「・・・・・・・・ゴメン」
デュークモンは笑っていた。
「心配したぞ。 今日は休め」
「いや、今日はもうたっぷり寝たんで今すぐはちょっと」
がそう言っている間に、デュークモンはを抱えてしまった。
「お、おい、デュークモン!?」
「明日は早い。 早く寝てもらわなければ困るのでな」
デュークモンはの部屋の扉を開けた。
そしてを下ろしたその時。
「待って〜」
ミルが一生懸命走ってきた。
「ん、お前は・・・・・・・」
「ボクはミル。 と一緒にいたいんだ」
デュークモンは珍しいと思いながらミルを見た。
そしてフッと笑い、動物の姿のミルを抱えて、の隣に下ろした。
「お前がアルフォースブイドラモンが言っていたトコモンだな? いいだろう、もそれを望んでいるのならな」
「望んでるよ」
「フッ・・・・・・・・・」
デュークモンは何も言わず部屋を出た。
その表情は、優しく穏やかに微笑んでいた。
「どうしてその時
を連れて帰ってこなかった!」
「いやー、俺としてはお前の手助けをだな「何の手助けだ! そんなものはいらん!!」
マグナモンとアルフォースブイドラモンの喧嘩もそのころ繰り広げられていた。

この話書き始めたのいつだっけ? なぁ、おい。
1番更新頻度があれかなーと思って。
速攻で仕上げましたさ☆(ぉぃ