「あれ、もしかしてさんじゃないですか?」

「ん? えーっと・・・確か・・・・・・・・・・」

黒い髪の毛をした12歳くらいの少女が、に声をかけた。

「あ・・・確かお前神殿にいた・・」

「黄昏ミミでーすv」

白い騎士団、その四天衆が1人、黄昏ミミ。

今では勝舞達とDr.ルートの元で修行しているはずだった。








違い








 「お前、今度のDMバトルアリーナには・・」

「もちろん出ます!」

「そっか・・・あと、敬語とか使わなくてもいいから」

ミミの話によると、Dr.ルートに出された課題という名の修行をしているみたいだ。

「今回は上手くいったんだけど、そしたらさんを見かけて・・」

「ふーん・・・ところで」

「?」

とミミはとりあえず公園のベンチで他愛もない話をしていた。 

「修行・・辛いか?」

「え・・・そりゃまぁ頑張らなくちゃいけないけど、とっても楽しいわ!」

「そんならいいんだけどさ」

は目の前の噴水を見つめた。

その瞳は、噴水自体を見てはいなかった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・ところで」


今度はミミがに詰め寄った。

「・・・さんと、その・・・・・黒城くんってどういう関係ナンデスカ?」





















 「な・・・・・・・」

「いや、変な意味じゃなくって、その・・・神殿で何で一緒にいたのかなーなんて・・」

ミミは慌てて言い直した。

「んー・・・昔一緒にいただけだけど」

「昔って?」

「・・・・いつだったかな・・・・・・・・・4年か5年くらい前、かな」

(あの頃は・・・・・今日が何月何日かさえよく分かんなかったからなぁ・・・)

ミミはしばらく考えごとをしたあと、こう言った。

「昔のさんと黒城くん・・・・・・・・」

「見たいのか?」

「あ、いや・・・昔のさんは相当可愛かったんだろうなー・・って」

「は?」

「だって、今こんなに美人でカッコイイんだから小さいときだって可愛い子だったのかなーって・・」

は怪訝な顔をした。

「私は昔も今もそんなキレイとか可愛らしいとかそういうのないけど・・」

「いいえ、今はキレイだし昔はきっと可愛いんです! ・・あ、そういえば『見たいのか』って聞いてきたんだから、もしかして写真あるとか?」

「・・・あぁ、一応・・家に飾ってある」

「見たーいvvv」

「・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・時間は大丈夫なわけ?」

「はいっ!」

はここから自分の家までは近いということで、ミミを自宅に案内した。





























 「へぇ、結構広いのね・・」

「1人で暮らすのには広すぎるんだよなぁ」

「え?」

「いや、何でもない」

は自分の部屋にミミを案内した。

「カードがいっぱい・・・パソコンとかテレビとか、一通りこの部屋に集めてるの?」

「あぁ、結構部屋にこもることが多くてな・・・大体のことはここでできるようにしてる」

は机の上の写真立てを持ってきた。

「・・・ほら」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


ミミにとっては衝撃的だった。

いくらなんでもここまで変貌するものなのか、と。

昔のは髪が真っ青で柔らかくて、顔立ちも可愛らしく、瞳もぱっちりしていた。

美少女には変わりないが、今のクールな印象とはとても似つかない。

「で、隣が凶死郎な」

「・・・・・・・・あら」

こちらはさほど変わっていないような。

「でも、結構可愛いじゃない・・・・・・・意外」

「凶死郎がか?」

「えぇ・・・でもさんはとっても可愛い」

今のサラサラとした冷たい印象の青色で黒いメッシュの入った髪。

それが、ここまで違う。

今後ろで結んでいる髪は長さこそ長いものの量は少ない。

ボリュームまで違うとなるとホントに同一人物なのか疑わしくなってくる。

「・・その黒いのって、地毛・・よね?」

「あぁ、2年くらい前から黒が混じってきたんだ」

は目に掛かっている前髪をくしゃりとつかんだ。

「ところで、時間は・・・・」

「・・・あ、そろそろ帰らないと・・今日は楽しかったです! あと今度決闘教えてくださいねv」

「あぁ・・(って別に私は何もしてないんだけど・・)あ、帰り道分かるよな?」

「はいっ!!」

ミミは元気に帰っていった。






















 「あ〜・・眠い眠い眠いね〜み〜ぃ〜・・・」


「だったら寝てろ」

「うわっ!!」

いつの間に自分の後ろにいた黒城に気付いて、は声をあげた。

「いつからいたんだよ、ってかどうやって入った」

「カギが開いてたからな」

「・・閉めるの忘れてた」

「それより、眠いんだったら寝てりゃいいだろ」

こいつはホントに何しに来たんだ、とはため息をついた。

「なぁ、私って・・そんなに昔と変わってるわけ?」

「・・・・・変わってるな」

「そっか・・・・・・ところで楽しみだな」

「あ?」

「DMバトルアリーナ」

「いきなり何言い出してんだよお前は」

は1人、微笑みながら窓の外を見ていた。

































































続く予定がある予定がある予定かもしれない(何