私はある日、友達からポケモンをもらった。

「この子ね、全然懐かなくて・・・・もしよかったら、にあげる、まだポケモン持ってないんでしょ?」

「あ?あぁ・・」

「この子がいればもっと沢山ポケモンを捕まえることができると思うの」

私はモンスターボールを渡された。

そして、とりあえずボールから出してみると・・・・・・・・

「あー狭かった!」

「・・・・・へ?」

オレンジの髪の毛、くりっとした可愛い瞳。

私がもらったのは、アチャモだった。








人工呼吸








 「お、お前が新しいトレーナー?」

「あ、私は

「ふーん、前のと違って結構・・・・」

な、何じろじろ見てるんだこいつ・・・

「うん、気に入った!」

「はい?」

「とりあえず『せんこう』は合格だ!!」

・・・えっと、理解できないんだが(汗

こいつ、まじめな性格なんだよな?

とてもそうには見えねぇなー・・・・

「・・・で、オレに早く名前つけてくれよ」

「名前・・・・・・・・・そうだな・・・お前炎タイプ?」

「そうだ」

炎タイプ・・・・うーん、迷う・・・・・

「よし、決めた」

「なになに??」

「お前は今日から『』だ!」

いやぁ、結構いい名前だと思うんだけど・・・

「へぇ、カッコイイじゃん! よし、『いちじしんさ』も合格な!」

だから何なんだそれ。

「オレ、オレが認めた奴しかトレーナーとして見ないから」

「・・・は?」

「前の奴はせんこうで落ちたんだよな、結構いい女だったけどオレあーゆー奴好みじゃねぇんだ」

・・・あいつが?

十分可愛いと思うんだけどな。

「じゃ、とりあえず鍛えに行こうぜ!」

「え、あ・・・・」

「もちろん目標はチャンピオンだ! 忘れんなよ」

・・・チャンピオンって、無理なんだが(汗




















 「ふぅ・・・楽勝楽勝」

まさかがここまでできるとは思わなかった。

「なぁなぁ、次の街行こうぜ」

「次か?」

「あぁ、早く1つめのバッジ手に入れるんだ!前の奴なんて『いくせいせんもん』とかいってオレを戦わせてくれなかったんだぜ?」

・・・・・あいつらしい。

だったらマジで絶対行けるって!」

「とは言うけどなー、岩タイプ相手だったらもっと鍛えた方が・・・・」

「んなもん途中の道程で十分だ!」


ちょ、先行くなよ!

「待てよ〜!」





















 「やっぱジムがある街って広いな〜!」

「そりゃそうだな」

はミシロタウンから出たことがないみたいだ。

「回復したら、ジム挑戦だからな!」

「あ、あぁ」

それにしても、大きな街だとやっぱポケモン連れてる奴が多いな。

、回復終わったし早速行こうぜ」

・・・ジムってどうなってるんだ?




「う〜、まわりのトレーナー倒すのもキツい・・・・」

「・・ま、いい運動にはなったな」

キズぐすりをスプレーして、いよいよジムリーダーのところに。

「初めまして、私はツツジといいます」

「私は、よろしく」

とても岩タイプの使い手には見えないんだが。

「では、早速始めましょうか」





























 結果、2体目のポケモンには勝てなかった。

「・・ゴメン、私のせいだ」

は悪くないっ!」

が叫んだ。

「オレが悪いんだ、オレがろくに鍛えないで挑戦なんかしたから・・・・」

・・・・」

「だから・・・は悪くない・・・」

とうとうは泣き出した。

えーっと、こんな時はどうすれば・・・・

「・・・もう一度鍛えれば大丈夫だ、それと野生のポケモンも捕まえてこよう」

やっぱり、この先だけじゃ・・なんというか、数の差とか、あと聞いた話によると冒険するには『秘伝技』ってのが必要らしくて、それを使うにはバッジが必要なんだけど・・覚えられるポケモンだって限られてるらしいし。

「・・・・・・うん」

「ほら、行くぞ」

私は手を差し出して上げた。

は目をこすりながら私の手をギュッと握った。

















 「ジグザグマ、捕まえたぞ」

「オレの、おかげだろ」

「あぁ」

捕まえたジグザグマは♀で、『モコ』という名前をつけてあげた。

きまぐれな性格らしい。

「わたし、モコっていうの?」

「あぁ」

「・・・可愛い名前!よろしくね、ご主人様」

・・・人懐っこいポケモンなんだ。















 30分後。

・・・なんかオレ、変・・・・・」

「ど、どうしたんだ!?」

の様子が変だ。

「・・・・・・・・・・あれ?」

「・・・・、どうしたんだ?」

は背が高くなって、さっきまでの小さい子供っていうイメージはなくなって、『男の子』みたいになった。

「・・格闘タイプってことは・・・・」

「・・・、ありがとな」

「へ?」

のおかげで、オレは進化できたんだ・・・ほら、にどげりだって覚えた」

でも、やっぱり私より背は低かったり・・・・

「・・、ジム行こうぜ」

「・・・あぁ」

進化、か。

すごいな、ポケモンって。

あ、こいつは『ワカシャモ』なんだってさ。

























 「行けっ、!」

「おう、任せとけ!!」

・・・絶対、勝てるよな。

「にどげり!」

が相手のイシツブテに一発蹴りを食らわした。

一発KO。

今度はイワークが出てきた。

今度は負けねぇぞ!!

、にどげり!」

そのデカイ図体でよけるのは不可能だ!

「くっ、一発ぐらいじゃ・・・何ですって!?」

だから、『にどげり』なんだって。

一発じゃ倒せなかったけど、2発なら倒せるだろ。

「・・完敗です、このストーンバッジを差し上げましょう」

「やったぜ!」

「・・・よかったな」
















 そして、そんな冒険が続いて3ヶ月。

私はチャンピオンになって、今は趣味でポケモンを戦わせたり、育てたりしてる。

、また勝ったな!」

はバシャーモに進化した。

カッコイイから私は結構好きだったりする。

「ったくモコ、オレがいなきゃお前負けるところだったぞ?」

「・・・うるさいです」


モコは今じゃマッスグマに進化して、すっかりすましたお嬢様になってる(きまぐれだし)

「どうでもいいからさっさと行こうぜ〜」

こっちはアブソルのメテオ。

のうてんきな性格で、今じゃと一緒にダブルエースを務めてる。

「オレも早く行きたい」

「ボクはもうちょっと鍛えた方がいいな」

ラクライの時捕まえたいじっぱりなライボルトのスイセイと、チルットの時捕まえたホントにおっとりなチルタリスのロン。

「じゃ、海底散歩にでも行こうかな」

「ゲッ、オレは嫌だぜ!」

「海底か!?よーし、行ってやる!!」

やっぱり炎タイプは嫌なんだ・・・

そして電気タイプのスイセイは張り切ってる。

「じゃ、スイセイを先頭にして・・」

「ご主人様、行きましょう」

なみのりを覚えてるのはモコ。

マッスグマの時から覚えてたんだけど・・大変だった(汗

「いつも思うんですけど、なみのりだったら私ではなくリコに覚えさせた方が・・」

「・・・私はモコに運んでもらう方がいいから」

だって・・・なぁ?

、じゃあこの船で待ってろよな」

「何でオレが・・・」


「ここくらいのレベルなら多分の実力がなくても大丈夫だって、お前水タイプ苦手だし」

を置いて、モコに潜れるところまで運んでもらった。






 「よし、ここなら潜れる・・リコ」

リコは、私がホエルコの時捕まえた♀のホエルオー。

ちなみにのんきな性格。

ホントに羨ましいくらいの美人。

だってと同じくらい背も高いし、ナイスバディだし、金髪蒼眼のビキニのお姉さんって感じ。

はっきりいってリコといたら私が見劣りするし・・・

「モコ、戻っていいよ」

「しっかり捕まりなさいよ」

「あぁ」

ま、嫌なわけじゃねぇが。

それにしても、やっぱりリコってスタイル抜群だよなぁ・・・

胸なんて私の1.5倍もあるし・・・・

でもいくら水着着て潜るからってさすがに海の中には誰もいないだろ。

恥かく心配はなし!

「酸素ボンベ、ちゃんとついてるわよね?」

「当たり前だろ」

「じゃ、行くわよ〜」

これ買うまで素潜りだったんだよね・・・




























 やっぱり海底って綺麗だな、野生のポケモンだって少ないし。

「・・・・・痛っ」

「リコ、どうした?」

リコを見ると、血が出ていた。

水中に赤が混ざった。

「ど、どうしたんだ!?」

今すぐ浮き上がって手当てしなきゃなのに、ここじゃできない。

キズぐすりは使えないし。

止血道具もないから、どんどん血が海に流れていく。

「私は自分で浮き上がるから、ボールの中に入ってろ」

「でも・・・」

「いいから入ってろ」

私はあぶくを立てて、リコをボールの中に入れた。

「・・・うっ」

長い間ダイビングとなみのりに頼っていたせいなのか、上手く泳げない・・・・・・

浮き上がるだけでいいんだ、それなのに。

・・・人間って焦るととんでもないことを考えるらしい。

(この酸素ボンベが重いんだ!)

バカだな、私って。

空気が入ってるんだから逆に浮くだろうに。

でも、私はもう何が何だか分からなくて、泳ぎにくいからって無理やりボンベを外した。

買うぐらいのお金ぐらいまた賞金稼ぎで稼げる・・なんて思ってたんだ。

気付いたときには、もう息苦しかった。

前まで素潜りだったのに・・・

「誰か、たす、けて・・・・!!」

声を出せば息苦しいのに。

その時。

・・・・・?)

ヤバい、幻覚まで見えるようになったのか?

がここにいるハズなんてない。

水の苦手なが、こんなところにいるはずなんて・・・ないんだ。

でもその温かさは、間違いなくだった。

































































 「 、しっかりしろ、おい!」

「ご主人様!」

、大丈夫か?」

〜!!」


・・・私を呼ぶのは、誰だ・・?

、目を覚ませ!!」

・・・・

「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

、大丈夫か!?」

「・・・・・・・・・・リコ、は?」

それに、何でボールに入れておいたはずのポケモン達がいるんだ・・・?

「オレだけじゃ無理だから、呼んだんだ」

が・・・?」

「リコは今ポケモンセンターで休んできたから大丈夫だよ」

「・・・・・そうか」

それにしても。

・・なんで、海の中なんかにいたんだ?」

「・・・置いていかれたくなくて、追ってきたんだが・・まさか溺れてるとは思わなかったぜ」

・・・・何か怒ってるみたいなんだが。

「・・・リコは悪くな「分かってるさ」

「まぁまぁ、落ち着けって」

ロンがを抑えてくれたんだけど・・・

だってきっと疲れてるんだよ、がびしょぬれのを抱いてたのを見たときはびっくりしたけどさ」

「そうなんですよ、人工呼吸だって「黙れ」 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?

「・・・・・・なみのりをお見舞いしますよ?」

「げっ、それだけは勘弁してくれよ!!」

「え〜、水の中に入ってまで を助けたのにぃ〜?」

メテオ・・・・・・・・・・・・・・・(汗

でも、人工呼吸ってことは・・・・・・・・・

私、と・・・・・・・・・・・・・したってことになるのか。

「いいよなぁは・・ 、今度溺れたら必ずオレが助けてやるからオレを呼べよ!」

スイセイ・・・・・・・もう溺れるのはたくさんだ。

「疲れただろ、休めよ」

「でも、どっちかっつーと皆の方が疲れたんじゃ「いいっていいって、気にすんな!」

「そうですよ、私達ポケモンはセンターで容易に回復することができますが、人間はそうはいかないのですから」

・・・じゃ、お言葉に甘えて休むか。

「ありがとう、みんな」

私は皆をとりあえず回復させて、自分の部屋で休むことにした。
























































 「・・・・・

皆もボールの中で寝てしまった頃、だけ起きているみたいだからを呼んでみた。

「何だよ、こんな時間に」

「今日は・・・ありがとな」

「・・・わざわざそんなこと言いに来たのかよ」

「・・・・・・・・・・・・思えば、私ってに頼りっぱなしだったから、さ」

ホントは言葉だけじゃ言えねーくらい感謝してんだけど。

「・・・・・・・・・・・・・どうやらオレ、味占めちまったみたいでさぁ」

味を占めたって、どーゆーこと?

「いやぁ、あん時は不謹慎つーか深刻つーかそんな雰囲気だから言えなかったんだけどよぉ」

「はい?」

ベッドに座ってる私にが近寄ってきて、私は顎を持ち上げられて・・・って、えぇっ?

「お前の唇・・・すげぇ旨かった」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

「まさかあいつらが譲ってくれるとは思わなかったぜ!」

・・・・・・悪い、何言ってんのか分からなくなってきた。

「なぁ、もう一度くれよ」

「・・・・・・何を」

「今度はもっと甘いのを頼むぜ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょ、ちょっと待てよおい!

私なんでベッドに押し倒されてんだよ!?

しかも元々近かったの顔がもっと近づいて・・・って、舌、舌が!!

息苦しい・・・・・・・・・・・・けど、何なんだ、この感じ。

恥ずかしくて身体が熱いはずなのに、背中がゾクゾクする。

なんか頭の中がとろけそうだ。

顔を顰めたのが分かったのかは一度唇を離してくれたけど、深呼吸する前にまたキスされた・・・

そしてそれが何度も何度も繰り返される。

「っは、はぁ、はぁ・・・・・・・・・・・・・・・」

やっと自由になったと思ったら、今度は覆い被さるように抱き締められた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・愛してる」

「・・・え?」

「じゃなきゃこんなことしねぇよ」

いや、確かにそうなんだけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、どう返したらいいんだよ。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱ、返事しないでくれよ」

「どうして?」

「・・・・・・・・・・お前がどう返しても、オレは」



































































「お前を、愛してるから」




















































『ぎゅ』


私は、を抱き返した。













































初めて会ったその日から

2人の歯車は回り始める

一方が回ればもう一方も回る

一方が止まればもう一方も止まる



























































































多分君は『好き』と返されたら歯止めがきかなくなるし、『好きじゃない』と返されたら落ち込むし気まずいから言わないでくれと言ったんだと思う。


駄作だ・・・・・後半部分だけでいいと思うなぁ。