「・・にしても名前分からないけどコイツムカつくな・・・・」
私の名前は
。 今弟の学年誌についてた小さい漫画本を読んでるとこ。
「これがポケモンの女主人公でしょ? ったく・・」
ダイヤモンドっていう男主人公の風貌の男の子、ライバルな格好のパールって男の子、そしてお金持ちのお嬢様は女主人公の格好で。
しかもなんか偉そうだし。
「あーあ、テンガン山頂上まで同行したいな・・・・・・」
その時だった。
本が突然熱くなって、床に転がり、私はそこに吸い込まれていく・・
ど、どうなるわけ!?
「んー・・あ・・・・・」
ここどこ? 見たことある景色。
「ま・・さか・・な?」
頂上へはヨスガの近くからしか行けない・・ハズ、ゲームでは。
そして目の前には噴水。 座っていたのは赤いベンチ。
「ヨスガシティ・・!?」
確かパールでさっきレポートを書いて電源切ったのもヨスガシティ。
慌てて自分の格好を確認した。
まず目に入ったのが、長くて青くて、んで黒がところどころ混じったメッシュの髪。
袖の先の方が広がってる服。
下の方にリボンっぽいものの模様っぽいのが巻いてあるジーパン。 白い靴。
靴は自分のものだし、本を読んでたときの格好と変わらない。
腰のあたりを探ると、服の下にモンスターボールが6つ。
何か語りかけてきている。
『
、私だ・・ライカだ』
『ゲンだ、
』
前から2番目までの手持ちのポケモン達。
ゲーム開始日から育てていた、コリンクが進化した穏やか(のくせに種族値の関係で攻撃が1番高い)なレントラー『ライカ』。
ゲンさんからもらったからそれを名付けた、おっとりルカリオの『ゲン』。
ポケモンの話していることが、私には分かる・・?
それより私、ゲームの中に来ちゃったみたいだ。
にしても私、どうすればいいっての?