「私ちゃんと知ってるから。 一緒にいた時間は短かったし・・・・・・こんなこと言えるかどうかは知らないけど」
「・・・・・・・
?」
「大丈夫。 お嬢様は棄権なんかしないよ」
ちゃんと信じてるから、さ。
「パールの性格、私、ダイヤほどじゃないけど、よく知ってるつもりだよ。 ついカッとなってあんなこと言っちゃったんだろうけど・・・・・・お嬢様だって本気じゃないって分かってる」
「
・・・・・・・悪い」
「何が悪いんだ? 私は、その・・・パールに元気になってほしかっただけだ」
何気に恥ずかしいこと言ってませんか私。
「パールはいつも一生懸命だから。 だからあんなこと言ったんだよな・・・・・・でも、パールのその一生懸命で、意思が硬いトコ・・・・・・私は好きだから」
『・・・・・・
、そろそろ始まるぜ』
「あ、そだね。 パール、そろそろ休憩時間は終わりだよ・・・・・見に行ってやって」
「・・・・・・あぁ、ありがとな」
私が控え室に戻ろうとしたそのとき。
「
!!」
「ん?」
「・・・・
って・・・・・・・・優しいんだな!」
「・・・・・・・・・・・・ありがと」
私も控え室に走って戻っていった。
『
〜、お前何気にあいつのこと好きって言ったよな』
「へ?」
『覚えてねーならいいか。 ほら、始まるぜ』
・・・・・・・・・そういやそんなこと言ったような・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・お嬢様、いた!!」
・・・・・・すごい。
“あわ”、そして“メタルクロー”。
先頭に出てきて“れいとうビーム”、最後に“つつく”・・・・・・・・
ゲームはターン制だったけど、かなり違うな・・・・・・・見てて楽しい。
そして、お嬢様もすっごく楽しそうに演技してる。
観客もすっかりお嬢様の味方だ。
かっこよさからは何か外れてるような気もするけど・・・・・・それもテクだよな、うん。
『結果発表ーーーーーッ!!』
ゲームと同じようにメーターが上がってく。
お嬢様は4番目。
そして・・・・・結果は・・・・・・・・・・
1位!!!!!!
『昨日の大ブーイングから一転、この大歓声!! 最後は全ての観客を味方につけました!!』
ホント、うらやましいくらいの大歓声。
「さて・・・・・・・・・・・・・次は私の番だな」
『そうだな』
「行こう、ライカ。 カイはちょっと待っててな」
カイをボールに入れて、深呼吸を1つ。
うん、出場者の中で私が一番小さいみたいだ。
でも、負けないから!!
「お嬢様、おめでとう」
モニターで授与式を見ながら私は呟いた。
ギリギリまで見てた。
ダイパコンビを連れてきて、お嬢様は3人でリボンを受け取った。
「さてと、行こうか」
やっぱりマスターランクは歓声がすごい。
ま、メリッサもいるし・・・・・・・
『さぁ、マスターランクと言えば、魅惑のソウルフルダンサーこの人の登場です』
そ、フワライドのこの人。
「そう、アターシのポケモンは・・・・・・・・クールで、キュートでジーニアスでパワフル、そして!! ビューティー、デース!!」
・・・・・・・・これ、うつくしさ部門じゃないよな?
「シカーシ!!」
『カーン!!』
カスタネットの音だ。
「この会場にたった今、ビューティーじゃない心の人たちが来マシタ!!」
フワライドが飛んだ先は・・・・・・・・2人の金持ちそうなオバサン。
そういや、こいつら他の出場者と話してたような・・・・・・・
「「ひ〜〜〜」」
「アターシみんな見てましたのヨ」
いい気味☆
『それでは1次審査を始めます!!』
テーマは『きらびやかなもの』だって。
それならいつもので大丈夫!!
キラキラパウダー、メラメラほのお、この辺にきらきらストーン、それから・・・・・・・
ちなみにコンディションは万全!
ふしぎなほのおもいるかな・・・・・・でもキラキラと被るかも・・・・・・
よし、ここはきれいなしずくとゆきのけっしょうだ!!
あとは・・・・・はなうたおんぷかな。
耳のとこにゆきのけっしょうつけて・・・・・・しずくは・・・・・っと。
あ、ミラーボールもほしいかも!
・・・・・・・・・・・・・これ、どうやってつけるんだろう。
いいや、これはパス。
とかやってるうちに制限時間終了。
んー、やっぱメリッサは強敵だな・・・・・
でもま、大丈夫だろ。
『2次審査!! ダンス!!』
っしゃ、来た!!
あ、でもメリッサってダンサーなんだっけ・・・・・・・・・
やっぱ強敵;
でも何とか一番の大歓声をGET!!
さてさて、休憩の後からが本番だよな。
ダンスで疲れたから、ゆっくりしよう。
「
!」
「あ、パール・・・・・・・・」
「
〜」
「
さん、私感動しました!!」
あはは、感動するのは最後でいいよ。
「どうだった?」
「1次も2次も最高だったぜ!!」
「ん・・・・・・・・でも3次が一番心配なんだよなぁ・・・・・・・・・」
「
ならできるよ〜」
「えぇ」
・・・・何か自信ついた!!
「お嬢様、授与式出れなくてゴメンな。 でもちゃんと見てたよ!! おめでとう」
「ありがとうございます」
「そうそう、お嬢様、妨害されてただろ? 出場者にそう命令してたオバサン2人、メリッサさんがマスターランクの会場から追い出してたよ」
「そうですか・・・・・・・・」
あの時はホントいい気味だったな。
「そういえば、
ってこの後もコンテスト出るんだよね?」
「あぁ。 うつくしさでウルトラだけど」
「じゃ、そっちも頑張ってね〜」
うん、頑張るよ。
「彼は私を励ましてくださったんですよ、クリームパイも美味しかったです」
「え、何のことだ?」
お嬢様の話によると、ダイヤは楽しそうにやってれば、とか、そーゆーことを教えてくれたんだって。
「きっと美味しいんだろうなぁ、ダイヤの作った料理は。 今度一緒に何か作ろうな!」
「うん!」
「あ、そろそろ休憩終わりかな。 じゃ、私頑張るから!!」
「おう!」
そんじゃ、行ってきまーす!!
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