16.大勝利(!?)







 「あー緊張する。 ライカは大丈夫?」

よりは大丈夫』

「・・・・・・そっか」

んー、今からこんなじゃカイが優勝するまで持ちそうにないや;



 『3次審査、演技スタートです!!』

来た来た来た来た来たーーーッ!!!!

「ライカ!」

まずは“あまごい”!!

他の出演者に水タイプはいないし、むしろ炎タイプいるから妨害にも・・・・・・あれ、そういやRSにも妨害とかあったっけ。

まぁいいや。

・・・・・・・・・・・・って冷静に考えてみたら屋内で雨降ってるし;

・・・・・あとで請求書が来るとかないよな?





 さて、次はどうしよう。

まずは観客の目をこっちに引きつけるっと。

“かみなり”は最後にしたいんだよねぇ。

で、“かみくだく”と“おんがえし”のどっちを先に出すかがあれなんだ、重要なんだ。

ここだけはどうしても決められなくて、『アドリブで行こう!』ってことになっちゃったんだよな、昨日。

後者だと何か・・・ちょっと・・・・・・・・・・・

・・・・・よし、ここは“おんがえし”だ!

後半に向けての盛り上がりが大事なんだと思う。

それにしてもお嬢様、かっこよさ部門なのにいきなり“あわ”使ってたなぁ。

あれでよく空気をつかめたモンだ。 まぁ私も釘付けだったけど。

『ワァァァ』

フフ、大歓声w

でもやっぱり知名度の差でメリッサ(への声援)も手強い。

それでも私だってここで優勝してせめて名前だけでも知ってもらうんだ!

だって誰も知らないんだよ、私のこと。

ポケモンリーグの人たちはさすがに知ってたけど(あれ以来リーグで戦ってない。 四天王強いんだな)

うん、で・・・・・ここで“かみくだけ!!”(ぇ

『オォォォォォ』

・・・・・・気付いた?

空(じゃないけど)で何かが光ってるのを。

それがライカを引き立てる!





 これはライカが降らせた雨だからな。

特権なのさ!!

(フィニッシュ!!!)

『ピシャーーーーーン!!!』

・・・・・・完ッ全に舞台壊したな。

てゆーかこれさ、ホエルオーとかどうやってコンテストに出すんだろ。

乗りませーんって。

・・・・・それにしても、雨の中だとホントたくましいしかっこいいわ。

命中率100%だし。

ちなみに感電はしないように予め細工はしてあるんだ。

どういうのかは秘密な、秘密。

・・・・・・でも、自分で言うンもあれだがこれで他の演技なんて見ても興ざめじゃね?

屋外だったらここらの空一帯を使ったド派手な演技ができたのに。

『ワァァァァァアァァァアァァァアァァァッ!!!!』

もう耳を塞ぎたくなるほどの大歓声と拍手をありがとうって感じ?

ずぶ濡れなのは申し訳ないけど。。。。。 しかも舞台壊して・・・・・

まぁこれは楽しんだ故の産物というかとりあえずパワフル&ド迫力ってことで。

こっちも笑顔を返してみたり・・・・・・・

ってかさ、メリッサはうつくしさを中心に育成してると思うんだ。 だからもしこれがうつくしさ部門だったら勝ち目なかったかも。



 それにしてもずぶ濡れだな。

・・・・・・・・防水スプレーしといてよかった、大事なドレスだし。

でもその点じゃ他の出演者に迷惑かけて失格なんてことはないよな?

やられて困るなら使用禁止にしろっつーの。

別にそんな貼り紙なかったし、いざという時はお嬢様が何とかしてくれるさ♪


 『結果発表!!』

ぐん!と私のパラメーターが上がった。

今度は『優勝は・・・・・』の声も聞こえないくらいの大歓声。

すっごく気持ちイイんだけど!!

メリッサにちょっと差を縮められたけど、優勝GET!

・・・・・・って、私はこの後もカイと一緒に頑張らなきゃいけないんだった。

ま、大丈夫だろ。 ウルトラだし、大体の感じは掴めたから緊張しないし落ち着いてやれる。

『優勝リボンの授与です』

この瞬間。

私はこの道を極めたことになる!

目指せマスターランク制覇(無理かも・・・・・

ちなみにライカには今までのこの部門でとったリボンがつけてある。

全部つけようと思ったけど重そうだし。

私がリボンを受け取って、ライカにつけた瞬間が、今までで最高の大音量の歓声だった。

 

 「やったな!! すごくよかったぞ!!」

「さすが、すごいなぁ〜」

「おめでとうございます!」

そのあとこんな暖かい言葉までもらっちゃいました。

すごく嬉しかった。













 で、このあともカイと一緒に頑張りましたw

こっちの方が手強かったってのは秘密な。











  




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