18.消えた図鑑
「・・・・・・・・え? じゃぁスモモは『ゴウカザルと戦いたい』って言ってたわけ?」
「あぁ、そうなるな」
「・・・・・どうすんだよ」
サルヒコはパールのポケモンだし。
「まぁお嬢さんもすっかりやる気だしな」
「うんうん〜」
お嬢様はいつもの特訓スタイル?になってた。
「トバリのジムリーダー、スモモ、格闘タイプのエキスパートで、なんとオレたちより年下!!」
「うん!」
そういえば、3人とも私と同じ12歳だったっけ。
・・・・・スモモの歳は変わらないんだ。
「そんな相手とバッジをかけて戦う3度目のジム戦、ふう〜〜〜・・・・・・」
「やろっか、ホントの特訓」
「やりましょ〜〜〜」
そんで、特訓スタート!!
「まずは・・・・だ。 成り行きとは言え、サルヒコで戦うことになってしまったわけだからそれで練習を進めるとして・・・・」
進めるとして?
「相手も2匹で来るだろうから、タッグパートナーは必要だ! ここは慣れてるペラヒコがいいだろう」
へ、2匹? スモモって確か3匹使ってたよな?
・・・でも、かなり素早い動きだったらしいし・・・・ゴーリキーはいなかったんだろうな。
それに格闘とくれば飛行だ。 エスパーつきのアサナンにも効果はある。
いつも通りダイヤは仮想スモモ、パールはアドバイス=私はやることない=
寝よう!
「ダイヤはスピードを上げろ!! スモモはもっと速いぞ!!」
「ハ〜〜〜イ!!」
・・・・・・・・無茶な。
「
は寝てないで手伝え!!」
「・・・・・・はーい」
つか、何やれっての。
「ダイヤも疲れたのかスピードが落ちてきてる、仮想スモモを代わってくれ」
「あー、うん」
この場合使うのはルカリオのゲンかな。
(んじゃ、ゲン。 手加減よろしく)
『分かってる』
一応サルヒコ達より強いことにかわりはないだろうし。
10分後。
「ハァ、ハァ・・・・・」
「どーしたどーした。 もう疲れたのか?」
「誰もお前についていけないんだよ!」
ま、休憩は必要だよな、試合夜だし。
「さぁ次はネタの練習だ!」
「え〜〜!!」
元気だな、オイ。
・・・・・あれ、お嬢様どこに行くのかな?
まぁいいや、私は・・・・・・寝よ。
そして約束の時間。
『夜のとばりの中を、ジム挑戦へようこそ。 未来ある子供たちよ』
あれは・・・・いつもの石像?
『お! またキミたちか!』
「来ましたよ〜」
・・・・・つか、これ誰か喋ってんの?
『挑戦の件はスモモから聞いている』
で、お嬢様は挑戦カードってのに名前を書いて、バトルの種類は2匹の入れ替え戦。
つか、種類選べるんだ!
「さぁダイヤ、オレ達は外へ出ようぜ」
さすがに3回目だもんな・・・・・・
『待ちなさい』
へ?
『そのことだが、今日は中での見学を許可しよう。 スモモの意向だ』
「「ええ!? どうして!?」」
『私は知らない。 スモモがいいと言うのなら構わない』
・・・ホント誰が喋ってんだこれ。
やっぱり助言と飲食は厳禁らしい。
『たくさんのカベがあるのが見えるかい? このカベを動かしながら進める道を探していく仕組みだ! 健闘を祈る!!』
あー、これか。 これは簡単だった。
ただ、トレーナーとは全員戦わねーとダメだったけど。
「ええと・・・、こういうことかな〜〜」
「いや」
「じゃぁこっち」
「違うな、今度は逆に反対側か・・・・ん?」
お嬢様がボーッとしてる。
・・・・・寝不足? んなわけ・・・・どうだろ。
パールにも注意されてる。
「開いたよ〜〜!!」
あ、開いたらしい・・・
「押忍!!」
「うわったった! スモモに行き着く前にもトレーナーが待ち受けてるって忘れてた!!」
鉢巻に『四』って書いてあるから・・・多分順序は正しいのか?
「お嬢さんバトルだ!!」
「ハ、ハイ・・・ペラップ、“つばめがえし”!!」
こうして私達は、動くカベとジムトレーナーを乗り越えて、スモモに近づいていった。
とうとう最後のカベが開いたんだ。
「じゃぁ、始めましょう」
『ジム戦、トバリジムリーダー・スモモ 通称はだしの格闘娘・・・・』
「ハイ!!」
・・・もしかしてお嬢様の名前が流れるかも(ドキドキ
『対する挑戦者は、「ああああああ!! な、ない!!!」
肝心の名前だけ掻き消されたぁぁぁ!!
「ポケモン図鑑が・・・・ありません!」
・・・・こんなイベントあったよな。
あれは確かジム戦の後だ。
「お嬢様、休憩の時怪しい奴に会わなかったk
「何をしているんですか!?」
・・・邪魔するなよ!
「早く立ち位置についてください!」
・・・・ここはさっさとジム戦終わらせないとだな。
図鑑はダイヤが探しに行ってる。
・・・・・・私も行こう!!
← ○ →
Created by DreamEditor