「そういえば」
左手首に何かついている。
そう、ポケッチ。
「ちゃんとモノクロかな・・・・」
確認すると、きちんとアプリもそだてやチェッカーで、画面色もモノクロだった。
「あ・・図鑑は?」
全国図鑑、のはず。
しかも漫画では図鑑もポケッチの色と同じだったから・・・・
「・・やっぱりシルバーなんだ」
そして開くと、ヒトカゲの画像が出てきた。
ゲームと違う。
「あれ、待てよ・・・確か・・・・・えーっと・・・・・」
全国版にしてくれたのはオーキド博士だけど・・もとの図鑑はナナカマド博士にもらったハズ・・・
んで図鑑はあの3人がページ埋めるために・・あれ?
「考えても仕方ないっしょ」
容姿が元の世界と同じだったのは有り難い。(スカートなんてはけるか)
それよりここは何の世界なのか。
ゲームの世界か漫画の世界か。 そして、サファイアのポケモンはどうなっているのか(汗
でもまぁリーフグリーンで仲間のヒトカゲが図鑑に載ってるんだよなぁ。
まぁまずはポケセンだよな、うん。
「なになに・・『マユミ』『ミズキ』『マサキ』『
』『殿堂入り』・・・・やっぱり私ってチャンピオン?」
それよりさ、『マユミ』ってサファイアだよ。 でも出し入れできるのかな・・・
試しに連れてくる予定のキバニア『ハバメ』(変な名前で悪かったなオイ)を手持ちの空きに入れてみた。
そして再度、マユミのボックスの中へ。
「出し入れ・・できる」
バシャーモのフレイだってアブソルのMETEOだって出し入れし放題。
秘伝覚えてるのはさすがにダメだったけど・・・この2匹は元々覚えてないしお気に入りだし。 後でだいすきクラブでなつき度確認してもらったけどきちんとなついてた。
パルパークはないのかな? それとも私だけ特別だったり?
トレーナーカードを見ると、私の姿と名前しか書いてなくて。
内部に記録するようなモン? あとバッジも24、あった。
カントーとホウエンとシンオウだね。 なんかすごいかも・・
リボンはさすがにライカなんて20も持ってるから、ケースにポケモンごとにしまえる・・みたいだ。
でも何匹かのをまとめてあるのもあったけど。
黒いリュックの中は四次元空間みたいに出したいもの言えば出てくるしどうなってんだよオイ(滝汗
さて、これまで普通を装ってきた私だが・・・
正直内心本人大暴走&混乱中☆
ファイトエリアにもきちんと行けた。 地下通路は怖いから試してない。
それより・・・
「ここってやっぱり・・・・・・・漫画の方?」
そうに違いない・・と思う。
ゲームの中だったら、私の家があるはずだけど、なかった。
落ち着くんだ
! 今やるべきことは何だ!!
「あーもーどうすればいいってんだよオイ〜〜!!!」
クロバットのカイネに乗りながら(よく乗れるよなぁ)叫ぶ私。
本能的にコトブキまでポケモンくじ引きにいったけど・・・・
「そうだ、お嬢様とダイヤとパールいるか?」
あのお嬢様、名乗ってないんだよな・・迷惑だ。
、すごく大事なことに気がつきました。
リーグでレベル上げができないじゃないですか。
だって私がチャンピオンなんですから。 戦わなきゃいけないんだぜ私・・・・
いつリーグに行けばいいんだ・・・?
「まぁ、とにかく探そう・・3人を、な」
やっぱりゲームより街は広かった・・・(泣
「・・・ホテルコトブキ?」
と英語で書いてある。 ムクホークの純金の像とかあるぞ。
「確かここで・・・」
ビッパがかじってないってことは、まだか。
それとも今あのシーンの真っ最中?
コトブキを放浪しているうちに、目に留まった金髪。
「!!?」
ライバルだよオイ。 パール様だよ・・!!!
サファイアではユウキがクールで好きだったし、リーフグリーンじゃもうメッチャ何から何まで好みで大好きだったんけどさ、ダイパの先輩トレーナーは優しい奴だったよな。 ダイヤはのんびりタイプでさ・・
「なぁなぁ、そこの人ーー!!!」
「オイダイヤ、あっちで女がこっちに手を振ってるぜ?」
「ホントだ・・」
気付いてくれたみたいだな。
「すいません、私も同行させてもらえませんか?」
「いきなり何を言うのです」
建て前って素晴らしいよな。
「だーかーら! 私も同行させてください」
「いきなり何言ってるんだ、この女」
パール、お前ならそーゆー言い方でも許す。
「私の名前は
、ポケモン図鑑も持ってる、一応」
服のそでからモノクロのポケッチがのぞき、私はリュックからシルバーカラーのポケモン全国図鑑を取り出した。
こればっかりはきちんと入ってる。
「同行させてくれないか?」
「おい、どうするんだよ、ガイド!」
「図鑑を持っているの・・? しかも全国図鑑・・・・・・・」
こいつ内心、『まぁこの2人だけでは心細いですし・・』とか思っているに違いない。
「まぁいいでしょう、ガードは多い方がいいというものです(きっとじいが私のことが心配で追加のボディーガードを頼んだのですね・・・)」
「やったー! ヨロシクな、ダイヤモンドにパール!!」
「な・・なんでオイラとパールの名前知ってるの・・?」
あ、いっけね。
「や・・やだなぁ、お笑いコンテストで審査員特別賞だったっけ、なんかとってただろ!?」
「そういえばそうだな」
敬語が崩れたけど気にしない。
そういえばお嬢様の名前聞いてなかった。
「あの、名前は?」
「・・・・・・・」
チッ、無視か。
「じゃぁ普通にお嬢様って呼ぶよ」
「結構です」
いいのかよ!!!
「日が暮れてきましたね、ホテルに行きましょうか」
おっしゃ、豪華ホテル。
・・・・・・・・私、ここでいいんだろうか。
すごく豪華なんだが。
そして今は2人の部屋で一緒に話してる。
「なぁ、どうして
の図鑑はオレやダイヤのと違うんだ?」
「そりゃまぁシンオウのポケモンは・・説明文のってないけど姿と名前だけは全部のってるし、もう全国図鑑だし・・・」
サファイアとリーフグリーンのつかまえたポケモンも記録されてるしね。 便利だ。
あれ、ってことはホウエンとかカントーのポケモンはもう手に入れられないのかよ・・・・・?
ま、いっか。 カイオーガもラティアスもいるし・・・
「ポケモン図鑑ってのは、見たポケモンを自動的に記録するんだ。 捕まえりゃ説明文や、設定した身長、体重とポケモンのそれを比較できる(ハズ)だし、見ただけで生息地も分かる(ハズ)だし・・・」
いや、私の図鑑はそうなってるんだってば。
「ポケモンの情報が分かるのか・・」
2人が図鑑を開くと、ナエトルとヒコザルの情報が。
「私もポケモン外に出してやろうかな・・」
フレイとかMETEOとかラティアスの『ドリーム』とかカイオーガの『AQUA』とかも出してあげたかったけど、フレイとメテオはともかく他の3匹は室内じゃ・・な?
手持ちの空きには元々シンオウのボックスに入ってたアブソルのカイを入れておいた。
バシャーモ・・フレイを入れた方がよかったか?
秘伝つけてると手持ちから外せないんだよね。 あ、そういえばこの物語って最後はチャンピオンに勝つとかあるのか?
だったらチャンピオン私じゃないはず・・・
「きゃああああ!!」
突然の悲鳴。 あのお嬢様。
2人についていくと、ビッパの山・・間近で見るとはっきりいって気持ち悪い。 進化後よりはマシだと思うけど・・
随分歯が長い。 あぁ、かじるものがないんだな。
「かわいそうだけど・・・・スバル!」
スバルってのはエンペルト、最初のポケモン。 あれ、じゃぁお嬢様のポッチャマは?
「おい、離れてろ!」
「
!?」
『
、どうすればいいんだ?』
エンペルトの心の声。
「なみのり」
ホテル一面水浸しなんて気にしない。
しかし、なみのりの破壊力って恐ろしいなぁ・・・
「ほとんどのビッパが・・」
お嬢様、見直した?
でも、まだ残ってる。
「ちょこまかと・・・」
でも小さい分カワイイかも。
「ダイヤ、屋上に誘導!」
「あ、うん・・!!」
エレベーターでビッパを屋上へ連れていけば、あの金の像をかじるはず。
持ち主はお嬢様だし問題なし!
で、気になるのがあの黒い影・・・恐らくマーズなんだけどね。
「敗者は歯医者に行きなっさ〜い!! なんてね」
『クス』
「うっ・・あははははは!!!!」
面白いもん、だって。
パールとお嬢様が言い争いしてるけど気にしないでおこう・・
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