えーっと、どうなってるんだろう。
うん、私にもさすがにこの展開は予想外だ。
まずあれからミオに来て、お嬢様が声を聞いたとかで、ここまで来て・・・・
そしたらベルリッツ博士とナナカマド博士が捕まってて、しかもそこにトウガンさんがいて・・・・・・!
もう、わけ分かんない!!
・・・・・・でも、ここでやっぱ・・・・バレるんだよな、ホントのこと。
旅行券と依頼書が、入れ替わった。
ダイヤとパール、ついでに私も、本物の護衛じゃないってことが。
・・・・・じゃなくて、今は誤解を解かなきゃいけないんだよな!
もうトウガンさんが犯人って皆思ってるよ・・・・!
「お父さまを・・・・放しなさいっ!!!」
・・・・2匹同時KO!?
ポニータ強ぇ! お嬢様怖ぇ!
で、でも・・・・止めなきゃ!
「す、ストーーーーーップ!!!」
『・・・・・・・・・(し〜ん)』
「ほら、どっちもバトルやめたやめた!」
「
・・・何やって・・・・・・!」
「・・・お嬢様、まずこの人は味方だと思う。 で、トウガンさん・・・・彼女はジムの挑戦者、ということでいいですか」
・・・うーん、こういう役って緊張するー。
「・・・・・彼女の言っていることが本当なのなら、私はきみの味方だよ」
「!!?」
「この状況で急には信じられないと思うが・・・・私がこのミオシティジムで管理し、授ける、マインバッジだ!」
あ、そういやさっき倒してたね。
「私はミオシティジムリーダー、トウガンだ! よく確かめもせずバトルをしかけて悪かった」
・・・・どうやら、トウガンさんのタテトプスも、お嬢様のマフラーのバッジに気付いてたらしい。
なかなか懐かないから連れてるんだって。
「あ、あの・・・本当なのですね?」
待て、お嬢さん。 一言ぐらい謝罪の言葉はないのか。
「だとしたらどういうことなのでしょう? なぜジムリーダーであるあなたによって父とナナカマド博士が・・・・・」
「・・・・なぁ
、どうして分かったんだ?」
「え、あぁ。 顔を知ってるから・・・・・か?」
それより、どういうことなのか話は聞いておかなければ。
・・・・・・トウガンさんの話によると、半年前から怪しい一団(ギンガ団)が出入りしてて、ヒョウタと一緒に調べたこともあったらしい。
で、数日前、ギンガ団の男とベルリッツ博士を目撃して・・・・・
お金の受け取りとか何とか。 ギンガ爆弾ってのが完成するとか・・・・・
そこにトウガンさんが入ってきたんだけど、そこにまたナナカマド博士が出てきて、博士2人はこの謎の箱(檻みたいだ)に閉じ込められて残ってた、らしい。
トウガンさんはそれを持ち帰って文献で調べてた、ってことだ。
「・・・でも、お嬢様はここまで声を聞いてきたんだよな?」
「ええ断じて聞き違いではありません!」
「確かに近くまでくると声が聞こえるね〜」
時間と共に遮断力を下げているのだろうか。
『プラチナ・・・・聞こえるか?』
・・・・・え、ちょ、待ったァァァァ!!
今プラチナって言った! 言ったよね!?
・・・・・ってことは、次回作はプラチナっていうんだな。
うーん、プレイしたい・・・・・じゃなくて!!
『お前がさらわれたと知った時は、目の前が真っ暗になったよ』
・・・・・・・・!! 矛盾・・・・・っていうのかな、こういうの。
いや、違う。 食い違い・・・・話が見えてこない、って。
ベルリッツ博士は、プラチナお嬢様が酷い仕打ちを受けていたと思ってて。
でもプラチナお嬢様は、今まで私達に守られて旅を続けていて・・・・・・・
『その3人の子供は誰だい・・・・!? き、君は・・・確か・・・・!』
え、ナンデスカ!? 私デスカ!?
『あの写真に写っていた・・・・・』
「写真・・・・何のことですか」
『・・・・いや、今はそれよりも』
・・・・・私達が、何者なんだってことなんだろうな。
「・・・・お嬢さん!! 聞いてくれ!! オレ達・・・・本物の護衛じゃない!!」
「・・・・・・・え?」
・・・・ついにこの時が、来ちゃったんだね。
「・・・・お嬢様。 それからベルリッツ博士も・・・・聞いてください。 私達は、専門の訓練などこれっぽっちも受けていない。 本物の護衛は・・・」
・・・・始末、されたんだろう。 さっき博士が言ってた。
「でもお嬢様、信じて・・・・私も、ダイヤも、パールも・・・・」
「そうだ、オレ達・・・・旅のゴールまでお嬢さんを守る!! ・・・・・・と誓った気持ちだけは本物だ!!」
・・・・・・伝わった、のか?
「えっと、あー、んー、ええと・・・・・うー・・・・」
「お嬢様・・・・混乱して・・・・・・る?」
「・・・お父様とナナカマド博士が無事だった喜びと、今うかがった・・・よく分からないのですが・・・多分、真実? いろいろなショックで私・・・頭がどうかなりそうです」
・・・・そりゃ、そうだろうな。 あぁそうだったんですかで済む話じゃない。
ずっと信じてきたことが、否定されたんだもんな・・・・・
「でも、何よりショックだったのは・・・・つまり・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「その真実を、あなた達は知っていて、私だけが知らなかった・・・・・信頼していたあなた達が・・・・・ウソつきだということです」
『ダッ』
「お、おいっ、待てよ!!」
・・・・・お嬢様・・・・・・・!!
「・・・・追わなきゃ」
ひとつ、言いたいことがある。