6.5エピソード4.ジム戦よりも
気まずい。
気まずいですね。
『そうですね』
カイうるさい。
で、一応私チャンピオンという設定(?)のもとこの世界に来たわけだし。
シロナ が現れたってことは・・・・・・わけわかんない。
え、何? 私シロナに負けたの?
まだリーグでバトルしたのは、マイの時の1回だけだけど・・・・・・
とりあえずこっちには気付いてないみたいだし、あれ使うか。
ん、あれって? 私がこの前、チャンピオンだってバレないように買った、サングラスと帽子。
まぁ必要ないと思ってたんだけどな・・・・・・
ここは実際のバトルのコツを教えてもらった方が今後のためにはいいかもしれない。
私にとっても、ポケモン達にとっても。
私はとりあえず帽子をかぶって、サングラスもした。
そうこうしてる間にダイヤ&パール略してダイパコンビ
(これからこう呼ぶことにしよう)が漫才始めて、シロナ大笑い。
で、私達はシロナにバトルのコツを教えてもらうことになった。
・・・・・・ゲームの中だったし必要ないと思うけど、とりあえず声もちょっと高めにするよう頑張った。
3人には思いっ切り怪しまれたけど、仕方ない。
ここでまず大まかなことを習って、後は実戦実践。
「・・・・・まず、技をうつときの踏み込みだけど・・・・・・」
今はポッタイシが指導(?)を受けてるとこ。
でも、突然ダイヤがくしゃみを・・・・・・
『ぶあっくしょ!!』
『ぎくっ』
何か知らないけど技が出てきた!
・・・・・・・そのままビルに当たっちゃえ。
「ミカルゲ!」
シロナのミカルゲが、技をキープした。
サイコキネシスかな・・・・・?
シロナの話によると、技の威力も性質もそのまま封じ込めたんだって。
こんな使い方もあったんだ・・・・ホントに私、チャンピオンでいいのか?
るーがはっぱカッターでまた試してみた後、特訓は続いた。
「あっ、あのっ、よろしくお願いします!」
今回はカイと特訓しよう。
下手にライカとかスバルとか出すとバレそうだし、カイなら第1回殿堂入りはしてないし。
「えっと、バトルのテクニックが知りたいんですけど」
「テクニックかぁ・・・・それじゃあまず・・・・・」
みっちりと教え込まれた;
でもうん、すごくためになったよ。
後は他のポケでの応用と実戦だ!
「うん・・・・・・、いい感じになったんじゃないかな。 おせじじゃなくジムでもいい勝負できると思うよ」
「ありがとうございました」
「・・・・・・・そうだ、最後に・・・・・」
え?
「戦う前はいろいろ考えるよね。 相手の出方を予想して『こう来たらこうする』『そうしたらこうなって自分はこう出る』とか」
私の苦手なヤツだ。
「でもね、考えていたとおりに運ばない・・・・・、それが実戦よ。 戦っていくなかでは相手がうってきた手も利用するくらいの気構えが必要ね」
「ハイ」
・・・・・・いいこと言うなぁ。
「がんばってね」
「ありがとう〜シロナさん」
さて、ジム戦ジム戦・・・・と行きたいとこだけど・・・・・・・・・
皆がジムに入ったのを見届けて、私は待ってた。
しばらくすりゃ多分ダイパコンビが出てくるから、そしたら隙を見て・・・・・
ふふふ・・・・・
案の定、放り出されてました・・・・・・・
2人とポケモンが木に登りに行ったから、その隙に私はギンガ団のビルに向かった。
「さーて・・・・思いっ切り暴れるか・・・・・・」
今こそ実戦実践♪
「・・・・・・・ん?」
シロナがキープしてた技・・・ポッタイシのの方が、突然ビルにぶつかった。
「何かわかんねーけど・・・・・・これって好都合?」
ちゃーんす☆(ニヤリ
「カイ、行くy・・・・・って
うわぉ!!」
突然ギンガ団の隊員が降りてきた。
「おい!!」
何としても聞きたいことがあったからとりあえず呼び止めた。
「貴様等は何を企んでいる?」
返ってきたのは、日本語じゃぁなかった。
「英語でもねーな・・・・・・・でも、呼び止めたと理解したっつーことだよな?」
フランス語・・・・でもなさそうだ。
中国語でもないし韓国語でもない。
「あーもー電波人間(違)に興味はねー!! こうなったら日本語の通じる幹部とやらに直接話を聞いてやる!! とりあえずそこどけ!!」
別に英語でも構わないけど。
サイコカッターで団員をけ散らして、ビルの中に入った。
「ふー、やっと最上階か・・・・・格好良く登場するか!」
私はカイを抱いて、部屋の入り口の方まで跳んで、もう一度部屋の奥まで大きくジャンプした。
我ながら見事な宙返り。
「大丈夫か!?」
「え、あ、あぁ・・・・・」
よく見たら、ロープは切れてた。
チッ、せっかく格好良く登場したのに。
こっちに来て運動神経格段にupしたんだぜ!?
周りに葉っぱが落ちてるから・・・・あ、きっとさっきのもシロナがやったのか。
団員はシロナを見て逃げ出したのかな?
私を見て逃げ出して欲しかったけど・・・・・まぁ私はまだ日が浅いし、まいっか。
「怪我は?」
「あぁ、大丈夫・・・・・・」
「そうか。 まぁ歩けそうだな・・・とりあえず聞きたいことは山ほどあるが、今はここから出よう」
自転車屋の主人を連れて、とりあえず外に出た。
「んじゃ、またな」
「あ、せめて名前だけでも・・・・・・・・」
ジム戦見に行きたくて急いで走ったから、最後の声は聞こえなかった。
「たっだいまー。 ジム戦は?」
「遅いよ〜、もうお嬢様ピンチで・・・・・・」
そりゃそうだ。
「ポニータは?」
「最初の一撃でアウト」
「ダメじゃん!! 私ポニータも鍛えようよって言わなかったか!?」
まさか・・・・・・うん、ここまでとは思わなかった。
「みずタイプじゃくさには不利だろ? 手持ちのメンバーできちんと補ってやる必要があったんだ」
「なるほど」
まぁLGでバッヂ2つでリザードンのトゥルーばっかり使ってロケット団アジトに攻め込んだ私の台詞じゃないけどな。
ちなみにトゥルー、43レベくらいあった。
・・・・これが私が未だにカントーチャンピオンになれない理由デス。
「状況は? 私も見る」
カイネに乗って窓から様子を見てみた。
「ん〜・・・・・ん?」
地面に向かってポッタイシが何か技を・・・・・・・・
「何? この地鳴り!? 近づいてくる!!」
『シュゴォォォ』
「「「!!!」」」
足元から“ふぶき”かぁ。
やるね、お嬢様。
つーわけで今回もお嬢様の勝ち。
今までの状況を聞いたところによると、ナタネの作戦を利用したことになるのかな?
「すごかったね〜お嬢様」
「ありがとうございます」
「・・・・そう言えば、って前もジム戦の時最初いなかったよな?」
「あぁ、今回は別の理由」
その時。
「キミたち!! キミたちだね!?」
「わ!! 誰!?」
さっきのおじさんだ。
「ギンガハクタイビルに拉致監禁されていた私を助けてくれたのはキミたちだろ!? ほら、さっきの子もいるじゃないか!!」
「へ・・・・・私?」
「・・・・・お前何やってたんだ?」
・・・・・・はぁ。
「いや、私はただ・・・・はっぱカッターはこっちの方ので・・・・・」
「いやでもぜひ! ぜひぜひお礼をさせてくれ!」
というわけで。
翌朝おじさんから折り畳み自転車4台届いた。
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