「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
どうするよ、これ。 入れないじゃん、これ。
「押さないでくださーい! きちんと並んでくださーい!!」
『キャー、キャーーッ!!』
最近できた、お菓子屋。 そして今日は2月13日。
「これじゃ買えないなぁ・・・・・・・・」
何とか板チョコは確保できたんだけど・・・・・・やっぱ自信がなくて。
トリュフ作ろうと思ったんだけどさ。
「あれ・・・・・・・・・
?」
「へ・・・・・?」
聞き覚えのある声が。 この声は・・・・・・・・
「ヒカリ・・・・・?」
「今日は1人なの?」
「ん、あぁ」
そういうヒカリも1人だよな。
「ヒカリもチョコ買いにきたわけ?」
「まぁ・・・・・でも・・・・・・・これじゃぁね・・・・・」
とても買えそうにないもんな・・・・・
「・・・よかったら」
「?」
「一緒に作るか? チョコ」
材料は揃ってるし、多めだから大丈夫だろ。
「いいの!?」
「あぁ」
「やったぁ!」
そういえば、ヒカリは本命とかあるのかな?
「結構材料あるわね・・・・・どういうのを作ろうとしてたの?」
「トリュフ」
「・・・・・難しそう〜」
「そんなことないと思うよ、このレシピ見る限り」
ちょっと冷やす時間がかかるけど・・・まぁ大丈夫。
「ヒカリはいつ出発すんの?」
「明日の朝かな」
「じゃぁ、できたの渡しに行くよ。 ポケモンセンターでいいよな?」
「うん」
というわけで、チョコ作り開始!
2時間後。
「な・・・・・何とかできた・・・・・・・・」
「あとは冷やすだけだよ」
小さくてまるっこいのが沢山・・・・・・あぁ何か可愛いかも。
「・・・それにしても、ヒカリ随分甘くしたんだな」
「うん、その方がいいかなーって・・・
は?」
「
? ビター」
「確かにあんなの食べれないわよね・・・・・」
固まるとまた味違ってくるのかな。
「じゃ、また明日ね!」
「ん、じゃぁ」
さてと、あとはシンジに見つからないように冷蔵庫で冷やすだけ。
翌日〜。
「はい、ヒカリの分」
「ありがとう!」
まだ皆起きてないよな。 シンジも寝てる。
「サトシやタケシに渡すんだ?」
「うん」
「そっか・・・・・」
「
は・・・・やっぱりシンジよね」
悪いけど他に誰もいないからね、近くに。
「ま、お互い頑張りましょ!」
「あぁ」
「・・・・・・えーっと・・・・・・・・」
「何をしている?」
「ふえぁっ!?」
何だ今の声・・・・・・・
「え・・・・・・えっと・・・・・・・に、荷物の整理を・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「その・・・・・あの・・・・・・」
「・・・・・まぁいい。 朝食をとったら出発するぞ」
・・・・・・・チョコ、あとでいい・・・・・・よな?
あ、でもなまものだし・・・・・・うーん・・・・・・・
「・・・どうした」
「え、あ、」
「何が言いたい、はっきりしろ」
「・・・・・ちょ・・・・・・・・・」
今・・・・渡すべきなのだろうか。
「ちょ、チョコ・・・・作ってみたんだけど・・・・・・・・」
「・・・・・そういえば、今日は2月14日だったな」
「そ、そう! よ、よよ、よかったら・・・・・・食べてほしいんだけど・・・・・・・・」
箱を差し出してみる。 反応は見えない・・・・・・
「・・・・・・・・・」
受け取ってくれた。 何か嬉しい!
「・・・・・・んっ・・・・・」
・・・・・・・・・あー、食べてるとこはやっぱ普通の子供だな。 可愛いととれるところもあるかもしれない。
「・・・・・・・ど、どうかな」
「・・・・・・・・・・・苦い・・・・・・」
「え・・・・
、シンジならそのくらい大丈夫かなって思ったんだけど・・・・・・・・・」
ダメだったかな・・・・やっぱセミスイートくらいにしときゃよかった・・・・・
「・・・・だが、結構美味いんじゃないか?」
「へっ、ホント!?」
「あぁ」
・・・・・・あれ、何か、すごく嬉しい。
とりあえず、よかった・・・・・・
「
」
「ん?」
「その・・・・・・・感謝、する」
「素直に『ありがとう』って言えばいいのに〜」
「なっ・・・・・・」
お、照れてる?
「チッ・・・・・おい、目をつぶれ」
「え? ん・・・・・・・・」
ちょっと苦めのチョコと甘い口付けを
バレンタインゴレンダァ! シンジ夢、連載じゃまだここまで仲良くなってませんね。
ヒカリとの友情でもありかなって思います。
おまけ↓
「ねぇねぇ、2人とも!」
「何だ?」
「どうした? ヒカリ」
「じゃじゃーん!!」
と作った至高のトリュフ!
「おっ、美味そうだな!」
「そういえば、今日は確か・・・・・」
「そっ、バレンタインデー」
一応本命とか、そんなのじゃないけどね。
「なぁなぁ、食っていいか?」
「どうぞどうぞ」
「いっただっきまーす!」
・・・・・・・・・・・どうかしら。
「どう?」
「ん、美味い・・・・・・・けどちょっと甘すぎるような・・・・・」
「どれどれ・・・・んー、確かに甘いな」
「えーっ?」
☆END☆